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日記一覧

ついに夏休みが終わった。夏休みとともに連載が終わるのでは、とも言われていたらしいが、特にどういうこともなく、よつばの日常が続いていく。いや、自転車(補助輪つき)という機動力を手に入れ、その行動範囲は、ますます広がっている。夏休みが終わるとは

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新キャラ登場。とーちゃんの後輩、「安田」。安田は空気を読まない。だから、よつばを特別扱いしない。安田の食べるラーメンを、よつばが「欲しい」と言ってもあげない。よつばがアイスクリームを片手に「欲しいか」と言えば、黙って食いつく。怒ったよつばは

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「よつばと!」の各話のタイトルは、「よつばと○○」である。これは前に書いたとおりだ。しかも、その「○○」の部分の文字は、大きく印刷された「!」の中に白ヌキで入っている。つまり、「よつばと!」とは、あくまで「よつば」と「!」であり、「!」の中

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月刊誌の連載だが、この漫画の一話はほぼ一日だ。この巻の冒頭は、前巻の最後によつばが持ち帰ったみやげ物のお菓子を、父が洗濯機に入れられたズボンのポケットから発見するところから始まる。そうか、この漫画は、そういうスピードで描かれているのか。謎も

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善意な野生児「よつば」は、小学生さえ大人にしてしまう。いや、小学生の恵那とみうらも、よつばを傷つけまいとして、「おまえら、大人の対応しろよな」と必死のメッセージを送る。つまり、「よつばと!」の世界は、野生児・よつばと、みんなが大人の目線でよ

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鳩の話ではない。主人公は、謎の幼女「よつば」。読みきりの話のタイトルが「よつばと○○○!」なので、作品のタイトルが「よつばと!」となっている。明日から夏休みという日に、「よつばと父ちゃん」は、まだいくぶん自然は残っているらしい郊外の街に引っ

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第60回カンヌ国際映画祭で、最高賞「パルム・ドール」に次ぐ、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した作品である。まず、読めない。読めても、意味がわからない。もちろん、映画の冒頭に「殯」の意味は解説してくれる。死者との別れを惜しむために、遺体を仮

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テレビの視聴人口と比べれば、100万部でベストセラーといっている出版業界は小さい。「趣味は読書」と言っているだけで「少数民族」であり、にもかかわらず、ビジネス書・ミステリ・ファンタジー・歴史小説という偏食型読者が多い読者界は多民族社会でもある

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唐沢なをきは、「漫画家超残酷物語」で鉱脈を見つけたと思ったのだろう。この作品は、「漫画家超残酷物語」でも描かれた漫画家の哀しい現実を唐沢本来の絵柄で描いている。ごく少数の売れっ子漫画家がいて、たくさんの売れない漫画家がいて、さらに、もっとた

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最終巻である。テレビ局内の権力闘争という「大きな物語」が目ざわりと言ったが、結局、以前からの「父の幻の作品」を鍵としながら、「大きな物語」として物語を終わらせることとなった。つまり、もともと物語が志向する方向にちゃんと帰着したということだ。

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<2007年07月>
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