４作からなる短編集である。まず、濃い。篠有紀子の昔からの、そう白泉社以来のファンならば、懐かしいほどの濃さだ。表題作「清姫ものがたり」といえば、安珍清姫。あの説話を題材にした作品だ。何に驚いたのかと言えば、清姫の夜這いシーンである。結婚生活

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東京に行ったときに、神田古書センターのマンガ専門店で見つけた。古書ではなく、自費出版のものが古書店ルートで流通しているものらしい。数ページのマンガやカットも入るが、基本は文章だけで100ページ弱の小冊子である。あとがきによると、自伝の中のトキ

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３巻をぼんやりしているうちに買いそびれていたら、４巻が出たおりに大きな本屋で３巻を見つけることができた。とにかく、この３・４巻で完結である。で、中身の方なんだが、３巻に入ってＲドリームの中が緊迫し、それなりに物語が動き出して読みやすくなった

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ヴィクトリア朝を描いた「エマ」で知られる森薫の新作である。場所は「19世紀中央アジア　カスピ海周辺の地方都市」とある。登場する人たちは、よくわからないがアジア系、かつては草原を移動しながら牧畜をしていた遊牧民が、定住しつつある時代であるようだ

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