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日記一覧

生没年不明の八重ですが、諸事情的に退場が近いのはわかっていました。とはいえ、八重の入水伝承をここで使ってくるかと、正直、唸らされました。千鶴丸の代償のように子どもらを育ててきた八重にすれば、目の前で子どもが流されることだけはどうしても耐えら

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良いものを見せてもらいました。むしろ、もっと十分に堪能したかったように思います。一つは、実はコンテポラリーダンサーとしてキャリアをスタートした石橋静河の舞い、もう一つは、いい味のジジイに見えて日本の宝と呼ぶべき舞踊家の田中泯の動きです。京で

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行家や後白河法皇らに踊らされた純粋な義経が、頼朝と行き違ったために追い詰められていくという軍事的な物語のフリをして、頼朝を頼るしかない後白河法皇の弱みに付け込み西国にも守護・地頭を置く権利を得て、軍事・徴税の実質的な全国の支配権を確立すると

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これほど平家を描かない源平合戦は初めてでした。義経が活躍するのは仕方ないとして、それを見ているのが平家ではなく、陸上の範頼・義時・義村・和田であるというあたりが、このドラマで誰を描こうとしているのかをはっきりとわからせてくれます。なので、前

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世間は「コロナ」でも、将棋界は「藤井くん」である。とはいえ、コロナでタイトル戦が延期になったり、連盟対局になったりしたせいで、思いもよらぬところで影響があるらしい。飲み物・おやつを自前で用意したり(普段の対局では用意しなくてよいのだろうか)、

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久しぶりに、次の巻が出て前の巻が出ていたのを知るパターンである。2019年から2020年にかけての「渡辺くん」はというと、タイトルホルダーの中で2015年には最年少、2018年には最年長という世代交代の中、一時は絶不調に陥るも、戦法を変えることで調子を取り

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金塊が五稜郭にあることを解読した杉元・土方連合だが、ほぼ同時に鶴見中尉も解読していて、と五稜郭を舞台にドンパチという巻。作中で指摘されて改めて気づいたが、アイヌたちが金塊を集めて軍艦を買おうとした(日露戦争後から)40年ほど前というと、まさに函

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一ノ谷の次は屋島で壇ノ浦だろという常識の裏をかいて、ほぼ鎌倉の物語でした。確かに、義仲の討ち死から一ノ谷までの一連の流れの後、西国の平家とは膠着状態にあり、決着がつくのは翌年のことだったりします。しかし、そのころ鎌倉では、という物語が実に濃

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<2022年05月>
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