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日記一覧

岩井俊二の新作「ラストレター」と聞くと、どうしても1995年の「Love Letter」のことを思い起こしてしまう。(もう、25年もたったのか。)まったくまっさらの物語で、いわゆる後日譚やスピンオフではないのだが、どちらも、「行き違った手紙」を軸に物語が展開

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父親が買った「古臭くて陰気で湿気臭い古い城」に住む善人で常識的な主人公が、不可思議な状況とそれに動じない周囲の人たちに振り回される王道の坂田コメディだ。主人公のフリッツ・ツビッキーは父の急死で大金を相続するものの、怪しいモノ、得体のしれない

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まだ「麒麟が来る」に身体が慣れません。せっかく諸事情で2週も遅れたというのに。なんというか、「ボヘミアン・ラプソディ」を聴き終わった後に、「与作」が始まった感じなのでありますよ。しかも、オペラパートとロックパートがゴチャゴチャしてわかりにく

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大阪の「萩尾望都展」で手に入れた本。1993年9月11日に三重県明和町で開催された一夜限りの野外劇「斎王夢語」の脚本に、「斎王夢語」の創作メモ(クロッキーノート)や直筆原稿などを集めた本である。1994年に一度刊行していたものを26年ぶりに再編集して昨年

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アニメ版「この世界の片隅に」を見た時には、原作マンガの世界観をそのままに動画として映し出したことに、また、それを可能とするために、原作では省略されていた街並みをはじめ、入港の日付やその日の天候といった情報を片渕須直監督が徹底的に調べ上げたこ

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傑作すぎる「いだてん」の後だけに、なかなか麒麟を待つ気分になれません。「真田丸」後の「直虎」のときも、子役時代の間、ずっと冷ややかに見てしまいました。それではいけないと、気合を入れて見始めた「麒麟が来る」ですが、なるほど、こう来たか。いきな

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「東京キャラバン」とあるので、ふだん東京で活動しているイベントが北海道にやってきたのかと思ったがさにあらず、むしろ「キャラバン」の方が主眼で、2015年のプレイベントに始まり、2016年から毎年数か所ずつ数日の公演をあちこちで開催しているというもの

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14巻では諸事情で不参加だった将棋監修・先崎九段が、この巻では復活している。というわけで、文化祭の後夜祭2話分を使って零とひなちゃんの関係を再確認した後は、満を持して、5話・6話と対局モノの大ネタを2本入れてきた。1本目の主役は、野火止あづさ

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<2020年01月>
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