みうらじゅんの収集品を展示した「いやげ物展」で購入。意味不明な書名の上に、第1章に「宗教と民俗学」とかぶせてくるなど、一見、学術的なニオイもさせるが、さにあらず、天狗面や車止めのボールなどに、男性器を思わせるヒンズー教の「リンガ」を見出し、
最近、本を出しまくっている西炯子の第2エッセイ集。昨年11月に発行されたもの。ただし、前のエッセイ集に文章をほぼ使い切っているので、カラーイラスト16点、モノクロイラスト10点も載せられており70ページもの連載風書き下ろしエッセイもついている。
映画を見た後で、原作を読んでいる。最近、このパターンが多い。それにしても、「辞書編集」をテーマとする小説を書くということは、作者の三浦しをんに対して思いのほか大きな負荷をかけることになってしまったようだ。それは、原作において、映画以上に丁寧