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日記一覧

真田丸「黄昏」を見る。
2016年07月31日21:32

この回は、秀吉の衰えを執拗に描きます。天下人・秀吉とその死に翻弄された真田家を描くには、こうした描写も必要なのでしょう。むろん、小日向文世さんの執念ともいえる演技があってこそですが。そして、ついに、ドラマの前半、信繁がまだ若いころに教えを受

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相変わらず、身勝手な理想を語る世間知らずの志士たちのテロリストぶりに頭を抱える。 これも、こちらが年齢を重ねたということか。 興味深かったのは、幕府と朝廷との関係を輪王寺宮を使って説明した箇所だ。 家康は、自ら神となり日光に祀られることで、朝

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2016年春、国立国際美術館において、 「森村泰昌:自画像の美術史―「私」と「わたし」が出会うとき」が開催された。 最初は、森村作品全般を「自画像」になぞらえた回顧展なのかとも思ったがさにあらず、 「自画像の美術史」のタイトル通り、美術史上の自画

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真田丸「異変」を見る。
2016年07月24日21:14

先週、どうかすると理不尽な権力者として、一身に憎しみを受けていたはずの秀吉が、今週は哀れな老人と化して、憎もうという気にもなれないような存在になってしまいました。秀吉の死後、関ヶ原の戦の遠因だったともいえる五大老と五奉行の並立と対立も、すべ

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真田丸「不信」を見る。
2016年07月11日23:20

本当のことを言えば、教養あふれる若旦那キャラ全開の関白・秀次は、戦いのない時代にふさわしい指導者だったのかもしれません。ふだんから烏帽子をかぶった公家の姿で暮らすことも板についておりました。しかし、秀吉の甥というだけで、本人の思いとは無関係

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真田丸「瓜売」を見る。
2016年07月03日21:26

きっと、この回を見て、真剣に怒る人がいるかもしれません。 前回の漢方薬を流した一連の話に怒った人もいたようですし。 しかし、この大河は、真田家の(そして、その対比としての豊臣家)の物語なので、 歴史好きの人たちにとっては大切な史実よりも、 それぞ

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