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日記一覧

ここまで頼朝を熱演した大泉洋への感謝のようなフィナーレでした。いきなり死を前提としたような不安にとらわれた頼朝は、全成の「でまかせ」と、ちぎれかけた脳血管の予兆のような鈴の音におびえます。餅をノドに詰まらせかけて「死ぬかと思った」フラグは、

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悪い意味でも悪い意味でも、ホントに悪い頼朝劇場でした。範頼を追い詰める様からは止めることのできないナンバー2に対する怯えを感じさせ、最愛のはずの大姫を失ってもけっして失わない入内への執念は、 聞こえなくなった天命を無理やり自分で作ろうとあが

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「あとがき」にいろいろな事情が書かれていた。すでに高妍はイラストレーターとして活動していたが、自分の中に「緑の歌」の物語が「出現」したために、漫画で「緑の歌」を語りたいと渇望するようになった。すぐに描きあげられた32ページの作品はインディーズ

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今回も、コメディ・リリーフがコントに寄りすぎたのが不満でした。なぜ、頼朝は立ち聞きしているときに、わざとらしく所在無げなそぶりをするのか、なぜ、万寿の矢が通過した後に他の者が射て、さらに遅れて鹿がバタンと倒れるのか。真剣にやり切ることで自然

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台湾北海岸の小さな街から台北の大学に進学した緑は、たまたま耳にした"はっぴいえんど"の「風をあつめて」に導かれるように、バンドをやっていて日本文化にもくわしい南峻と友人になり、ほぼ「風街ろまん」のCDを買うだけのために東京へ一人旅に出て、70年代

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もともと気の乗らない汚れ仕事の連続に疲れていたからでしょうか。義時は、八重が亡くなったのを契機に自分の時代を自ら閉じること決め、残りの人生を父として金剛こと泰時を育て上げることに使うと宣言しました。それを世間が許してくれるかどうかはわかりま

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原作は、立川志の輔による落語である。主演及び企画の中井貴一が懇願して、映画化にこぎつけたという。脚本は、実際に大河を書いた森下佳子だ。監督の中西健二は初めてお聞きする名前だが、実は中井貴一が相当に現場を仕切っていたんじゃないかと邪推する。さ

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<2022年06月>
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