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日記一覧

わずか2話の独裁で、道隆が退場しました。早すぎると思っていても、どんどん生きる力が失われていくのにあせったか、最後は醜態をさらしてまで権力と「わが家」の将来に執着する姿が描かれました。きっと、この回のための井浦新だったのでしょう。道長の「救

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ミステリーボニータに2021年7月号から23年8月号まで掲載された「エロイカより愛をこめて」のトリビュート作品を集めた「公式アンソロジー」である。連載開始が1976年(もはや半世紀近い)なので、寄稿した顔ぶれも、大和和紀、木原敏江、萩尾望都など24人と何

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当時、実際に流行していたとされる天然痘の主要な症状に咳がないことからしても、今回は、史実に準拠することよりも、コロナ対策の戯画化に向けた創作が優先されたような回でした。大石静は、よほど時の政権のコロナ対策が腹に据えかねていたのでしょう。トッ

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さらに2年がたち、道隆の昵懇の者だけが出世する(実資も「心配」な)政が進みます。当然のように道長も権大納言に出世し、政治的に重要な定子の見守り役を期待してか中宮大夫も兼ねています。しかし、道長は、道隆が期待するような本家を忠実に支える傍流には

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大河には、ときどき「ご褒美退場」があります。ここまで物語をリードしてくれたことに脚本からも演出からも敬意と感謝をこめて、特別なしつらえが用意された退場劇を勝手にそう呼んでいます。段田安則の兼家の死はまさしくそういう場になり、それに応えるよう

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特集本「わかつきめぐみ 迷宮探訪」に描きおろされた「古道具よろず屋日乗」が、改めて「花ゆめAi」で5回にわたり連載され、最終話等の描きおろしを加えて単行本になった。亡くなった叔父がやっていた古道具屋を現在無職という理由だけで継いた冬耶だが、叔

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まひろと道長の関係を念押しのように破壊した上で、前回から4年ほどジャンプさせました。子どものまま即位した一条帝は、子どものまま道隆の娘定子と結婚し、道長は倫子の婿となり娘の彰子も生まれています。しかし、まひろの暮らし向きはまったく変わってい

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