すずのもう一つの親戚、金沢にある母の実家を訪れる四姉妹。 お定まりのモメごとの後は、慈しむ人たちだけでの優しい時間となる。 大人たちにとって、いつだって子どもは希望を与えてくれる存在だ。 その分、大人はずいぶんと厄介だ。 純粋な気持ちで求めてい
人痘接種を受けて赤面疱瘡を克服した家斉が、150年ぶりに男子として将軍職に就いた。史実によれば、家斉は50人以上の子を設けたというから、物語の世界でも男性将軍に戻すには良いタイミングだ。しかし、これでたちまち「男女逆転の時代」が終わると思ったら
古本屋で見つけた本。2011年の刊行だった。見つけた限りは回収するのが、昔愛読したものの務めというようなものだ。タイトルからして、ついにエッセイ・マンガに手を出したか、と思ったがさにあらず、谷中のことを「やにゃか」としか言えないので、「やにゃか
「借りぐらしのアリエッティ」でデビューした米林宏昌監督による第二作である。 前作では脚本に宮崎駿が携わっていたが、今回は米林本人が脚本に参画しており、 「宮崎・高畑」が全くかかわらない初めてのジブリ作品というフレコミである。 喘息の療養のため