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日記一覧

「ROCA」の本編で描かれなかったエピソードを集めた作品集が出た。「ROCA 吉川ロカストーリーライブ」同様「(笑)いしい商店」発行の私家版だ。すべて「ROCA」後に描かれた新作という。続編ではないので、時計は高校生のロカが歌手を志すところに戻る。大きな

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まずは、茶々でしょう。美人でも強い系統の北川景子は「誰もが憧れる市」よりも茶々が適役と思っていたので、今回の配役にはさほどの驚きはありません。(今朝の「らんまん」の方が驚きました。)それにしても、権力をおもちゃにしかねない厄介な人物に思い切り

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家康の上洛、秀吉への臣従という歴史の大きな動きが描かれたにもかかわらず、高畑淳子の大政所がすべて持って行った感がありました。なにより、旭よりもはっきりと秀吉に負けないほどのモシャモシャ天然パーマで、その強い遺伝子を感じさせただけでツカミはOK

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ともすれば「三月のライオン」というと(この巻での島田八段がそうであるように)、人間の業を引きずりつつ努力の末に現在の地位までたどりついたプロ棋士列伝とも、将棋という魔に魅入られ、たとえ人として大切なものを失ってでも、将棋に特化した魔改造を自ら

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実は、10巻でネロが亡くなってから12巻でプリニウスが亡くなるまで、11年もの時間が経過している。ネロの在位自体わずか14年なので、10巻かけて描かれていたのとそう変わらない年数が、描かれないまま経過したわけだ。その空白を埋めるとともに、読者に時間経

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大河ドラマのキモは、史実の枠組みの中で、どれだけオリジナリティのある創作、もしくは新しい嘘を上手につくかにあります。弱虫の家康に守役の数正が頭を抱えることから始まった今作は、家康の成長ぶりとともに、数正を特別な存在として描くことが新味の一つ

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美術館へ行ってキャプションと解説文ばかりをじっくり読んで、肝心の作品についてはチラッと見るだけで通り過ぎていることに気づくことがある。あるいは、美術作品に内包する物語性が、作品の評価を高めるものなのか余計な不純物なのかという議論がある。美術

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