浅井からの謀反の誘いという大きな創作をテコに、タイトル通りに「どうする」という家康の迷いと決断を過剰に増幅させた回でした。先週の阿月もそうでしたが、今年は「どうする」という問いに直面した英雄が、「こうする」と決断して活躍するサマを描くドラマ
「ROCA」のヒロインである吉川ロカの成長譚が主に8巻で描かれていたと聞き、改めて「ののちゃん」をさかのぼって読み始めた。初出が2010年3月からになっていたが、いしいひさいちの病気療養で前年の11月22日から2月末まで休載していたためらしい。3月の終
「市の小豆袋」伝承は後年の創作、史実とされるのは(家康と)秀吉のしんがりくらい、というフリーハンドの余地が多い金ケ崎の退き口を、阿月のキャラを作りこむことで見事にオリジナルなドラマに仕上げてくれました。ただ、「あづき」の名がいささか耳につく感
予告で家康が京へ上ることはわかっていたので、先週の後処理はどうするのだろうと思っていたのですが、熟考から一周まわっての「詫びといてくれ」は、時間稼ぎでしかないにせよ無難です。それにしても、反射的に結論を出してたしなめられていた頃と比べると成
3巻にして最終巻である。2巻のおまけマンガで、「ただのハッピーエンドではない」と明言されていたし、現在進行形の話なので、この連載ももっと続くのかと思っていたのだが、タイトルどおり、山下和美チームが「家主になる」ところまで描いて一区切りとなっ