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日記一覧

桜の季節になったこともあるのだろう。カリンパニ(エゾヤマサクラ)、クネニ(オンコ)、カスプニ(マユミ)など、植物にまつわるアイヌの知恵がアシリパさんによって立て続けに語られる。いかにも、アシリパさんに焦点を当ててきた感じだ。21巻で相棒として杉元と

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父が今は伝わらないが大切な言葉を伝えてくれた栄一、父が亡くなることでようやく自分を取り戻すことができた慶喜、そして、父代わりのはずが自ら攘夷という「はしか」にかかってしまった惇忠。今回は、父の存在と不在を意識させられました。「横濱焼き討ち計

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2020年5月〜6月の読売新聞に連載された竹宮惠子へのインタビュー「時代の証言者 マンガで革命を」をもとに、約3倍に加筆し、再構成したものである。版元が中央公論新社ということもあって、聞き手であり、構成・執筆を担当した読売新聞記者の知野恵子の名も

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連続ドラマの映画化は、なかなか難しい。それも、元ネタのドラマが低予算(たぶん)のテレビ東京の深夜枠となればなおさらだ。とはいえ、「バイプレイヤーズ」は特別だ。2017年、低予算(たぶん)の分だけアイデアで勝負とばかりに制作されたシーズン1「もしも6

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卒業したら帰郷する約束の新入生のように一カ月限定で江戸に入った栄一ですが、先に来ていた喜作に連れていかれた「サークル」は、いきなり上級生にかまされるし、年齢も経歴もよくわからない謎の指導役はいるし、反発したら逆に取り込まれそうになるし、学生

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今回は、こっそり二つの新しい視座を提示しました。一つは、陰謀論に振り回される血洗島の若者たちと自分で考えて結論を出す栄一です。もう一つは、国の将来に責任を持つ井伊や水戸と無責任に暴力に訴える浪士たちです。「長七郎チャンネル」が江戸から持ち込

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「エルメスの道」は、1997年に一度発刊されている。1837年、馬具職人・ティエリ・エルメスがパリで自分の工房を持ち、1880年、長男のシャルルが現在の本店と同じ場所で自ら馬具の販売を行う鞍屋を開く。シャルルの長男・アドルフが工房に職人として入ると祖父

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「ちょっと待ったあ」からの「私のために争わないで」のとんねるず〜河合奈保子/竹内まりや展開は月並みですが、栄一が喜作に勝利して「賞品としての千代」を手に入れるのではなく、女性側の思いを尊重する形で喜作が身を引く決着にしたのがイマドキの感覚で

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北海道限定の地域情報誌「O.tone」に連載されていた「古地図を歩く」がフルカラーのムックにまとめられた。札幌市の中心部から郊外、周辺部まで63か所を選び、古地図に描かれた地域の歴史を1か所ごとに見開き2ページで紹介している。左ページに大きな古地図

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「乙嫁語り」13巻を読む
2021年04月02日13:52

スミス君がカメラとともに乙嫁たちを再訪していく折り返し旅は続く。この巻で登場するのはライラとレイリ、アラル海沿いで暴れていたアイツらだ。今日も、地道に丁寧な仕事をするサームとサーミを悩ませている。そこに珍客のスミス一行がやってきたとなると、

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