最終回だというのに、まだ物語を広げる感じだったのは、回数減のせいでしょうか。しかも、日本資本主義の父として歴史を作った成功者の側面を強調するのではなく、民の立場から平和と友好を訴え続けたにもかかわらず、日本を含む世界の帝国主義に裏切られた人

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ラス前の15分拡大は、何が何でも「青天を衝け」を年内に終了させるためのNHKと作者の間の妥協の産物だったのでしょう。そのせいか、A面「乗り鉄本線米国旅」、B面「日本はもっと自信を持て」の2部構成、もしくは、本当なら２話分で描きたかった物語のように感

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和田誠の「お楽しみはこれからだ」のパク…パロデイとして知られていている名著だ。お手本の和田版が「映画の名セリフ」を紹介していたのに対し、みなもと版では、線による似顔絵に書き文字のローマ字、冒頭に名セリフ、本文は薀蓄、という形式を丁寧になぞり

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えらいことをしてくれました。大河の終盤というとテーマと史実の帳尻をあわせつつ物語を畳むのに苦労するのですが、これまで描いてきた渋沢家のホームドラマと慶喜と栄一の主従関係を、慶喜の証言で結び付け、幕末から明治に連なる大きな物語に止揚させました

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