最近、続けて発表されている坂口安吾の原作を近藤ようこが漫画化したシリーズである。舞台は、空襲が続く東京。女は言う「夜の空襲はすばらしい。」そして、防空壕で男の胸に顔をうずめながら女は続ける。「私は夜の空襲が始まってから 戦争を憎まなくなって
掲載誌の関係もあって、この「人生画力対決」に登場するマンガ家には、あまりよく知らない人が多い。三田紀房、国友やすゆき、福本伸行の「首寝違え3人集」と言われても、名前くらいは知っているし、絵も見た様な気はするものの、どれくらい覚悟で毒を吐いた
もともと、この「人生画力対決」というネタを知ったのは、京都国際漫画ミュージアムでの竹宮恵子との対決からだった。たしか、竹宮恵子コミュで紹介されていたのだと思う。今や京都精華大学教授の竹宮恵子だが、相変わらず麗しい。何より、サイバラ担当歴23年