どうやら、わかつきめぐみは健在であるらしい。初出は「<白泉社e-net!>他にて電子配信」とある。私のように「わかつきめぐみ」という看板だけで、つい単行本を買ってしまった者もいるので、というか、少なくとも私は雑誌を買わないし、雑誌の話題から単行
「すずちゃんの鎌倉さんぽ」に続く、「海街diary」関連本である。前に紹介した本と違って作者の「吉田秋生監修」であり、小学館の発行とあって、原作のカットもふんだんに使われている。前半の70ページほどは、作中で登場した「香田家の食卓」や作中の海猫
ひょっとしたら、そうなのではないのかなあと思いつつ買ってしまい、予想通りの残念な本だった。出版社が違うので、原作の画像は一切使われていない。著者は「「乙嫁考察研究室」とあるが、いかにも、この本のために付けたような名前だ。もちろん、匿名でも、
宣伝用のうたい文句では、「笑いしかない」とのこと。でも、さすがに、本当に笑いしかないような作品は作らないだろうとも思っていた。かつて、第三舞台を率いていた鴻上尚史も観客動員を意識して、わざと「必ず、笑わせます」と言っていたこともある。という