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日記一覧

道兼とホッホウ直秀と思わぬ人が大きく動き、まひろと道長を惑わせた回でした。赤染衛門の問題発言も含めて脇が多彩なので、いつ誰が何を言いだすか何をやりだすかわからないので、まったく油断ができません。言い換えれば、それだけ一人ひとりの役が生きてい

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この巻は、2022年4月号から23年11月号の「別冊少年マガジン」が初出だが、身辺雑記の日付を追うと、2021年9月から22年12月あたりまでが題材になっている。それと並行して、雑誌掲載時の棋界のタイムリーな事件は適宜取り上げられている。この巻でいうと、22

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さまざまな「わざわざ」が空回りして、どんどんこじらせていった回でした。まひろの道長への思いとすれ違い、道長のまひろへの思いとすれ違い、そこになぜかホッホウ直秀がからんでいき、いつのまにかまひろと道長にとって運命の人になっています。さて、ホッ

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1巻の巻末で「謎解き」が予告されていたこともあり、やはり物語は2巻で終わった。しかし、1巻で予感していたような謎が解けて後日譚で終わるという雑な展開ではなく、2巻の中でなかなかハードなもう一波乱があった。世界の成り立ちの「謎解き」という性格

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集団劇の面白さは、隅々まで目配りが効いているかにかかっています。まひろとその家族に始まり、道長と家族、倫子と家族と段階を踏んで披かれることで、それぞれの立場を明確に描くことができ、今回は、ききょうとその父清原元輔が印象的に登場することとなり

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1巻の感想でも「なかなかに優秀」と書いたが、むしろ、マクスは相当に優秀な探偵だ。変なのは、奇妙な依頼を持ちこんてくる依頼者の方で、マクスはどんな以来にもきちんと向き合い、しっかりと調査し、きちんと解決する。この巻の依頼者は、ネット上で仲良く

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三郎の正体を知ったまひろは道長と二人だけになれる場を作り、6年前の事件をそこに至るまでのいきさつとともにきちんと共有します。道兼を生涯呪うと宣言した場所が「六条」というのが源氏物語ポイントであるとともに、ホッホウ直秀が同じように6年前の事件

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<2024年02月>
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