mixiユーザー(id:34218852)
日記一覧
- あじさいが咲きだした
- 2012年05月31日07:57
いよいよ、あじさいの季節に入りつつある。 スイレン アサザ 垣根のマルバシャリンバイ 真昼の真上の虹。薄くて見にくいが、風車の上を横切っている緩いカーブ。その中心に太陽がある。普通は夕方に出るので東の方にアーチ状に立つのだが、真昼だったの
- 映像の向こう側（39） 国家の威厳を支えるもの
- 2012年05月30日10:46
執事のスチーブンス（アンソニー・ホプキンス）とメイド頭のミス・ケントン（エマ・トンプソン） ジェームズ・アイボリー監督「日の名残り」1993（原作カズオ・イシグロ1989）は、イギリス貴族の執事（バトラー）とメイド頭を主人公として、国家と個人の威
- 時代の中で（34） メンタル・カウンセリング小説の時代
- 2012年05月30日08:56
吉本ばなな「アムリタ」1994（自選選集オカルト） は、姉の朔美が妹の死や記憶の混乱から受けた心理的ショックの回復過程を描いたメンタル・カウンセリング小説である。 朔美の一家は、父がすでになくなっていて、母は再婚して弟がいるのだが離婚して、今
- 竜巻の通った跡
- 2012年05月26日19:47
つくば市北条地区で竜巻が通過したのは５月６日だったが、２０日たって現場を見に行ったが、修復が始まったばかりだった。 国道１２５号線からみた竜巻の通り道。向かって左側が雇用促進住宅で、まだ住める状態ではない。向こう側のブルーシートが国道から
- 映像の向こう側（38） 私はいかにして心配するのをやめて、頼るようになったか？
- 2012年05月26日07:38
障害者にして、奇怪な博士水爆に乗ってカウボーイ突撃 スタンリー・キューブリック監督「博士の異常な愛情 dr.strangelove or how l learned to stop worrying and love the bomb」1964 このあまりにも有名な原爆危機を描いた映画については、いろいろ
- 時代の中で（33） 最後は不思議の国ツアーをどうぞ。いやおうなし。
- 2012年05月24日21:59
マイミクさんの笑える文学との紹介で安部公房「カンガルー・ノート」1991年を読んだ。これは、1993年に死去した著者のほとんど最後の小説である。ウィキによれば、晩年は健康にすぐれず、創作も滞りがちだったとのこと。 それを反映しているのだろうか。小
- ムクドリの巣
- 2012年05月24日08:07
屋根の下でちらっと雛が首を出すのが見えたので待っていると親鳥が来た。ムクドリだった。 ムクドリやスズメはたくさんいるが、巣を見つけたのは初めてだ。 馬頭観音碑 狭い道の交差点に立つ。しかし、もともとは、旧国道６号線と筑波へ向かう旧道（今は
- 初夏を探して路地めぐり
- 2012年05月23日09:50
蓮田から葉が広がれば初夏の風 土浦名物はなんといっても蓮田でしょう。桜川集団営巣地のシラサギがそれぞれの蓮田に分かれて餌をあさる。 路地はかんきつの花の甘い香りに満ちている。 柿の花はアブの羽音に満たされる。 立てば芍薬 アカバナユ
- 映像の向こう側（37） 地域社会は裁判権をもつ
- 2012年05月22日22:10
左から、兄ジェム、スカウト、友達のディル（カポーティ） ロバート・マリガン監督「アラバマ物語 原題to kill a mockingbird」1962年（原作ハーパー・リー1960）は、アメリカ南部アラバマ州の排他的地域社会における身びいき裁判を描いたものである。
- 金環日食
- 2012年05月21日08:21
土浦の金環日食は完璧だった。午前７時くらいにはもう欠けていたが、40分頃に完全なリングになった。風が急に冷たくなり薄暗くなってくる。確かに、夕方と同じだから。薄い雲もあったが、運よく太陽の周りはきれいに何もなかった。
- 鳥獣犯罪
- 2012年05月20日10:25
気がつくと瀕死のあげはが部屋にいた。昨日、ぼろぼろになった羽らしいものが散らかっているのでたどっていくと、翅のない瀕死のあげはが隠れていた。 仕方なく片づけていると、そこへすまし顔でネコがあげはをくわえてやってきた。急いでとりあげると、同
- 映像の向こう側（36） 美少女の消息
- 2012年05月20日09:30
http://www.site-andoh.com/dutch2.html このホームページに1652年のデルフトの地図がある。運河あるいは堀に囲まれている。フェルメールの家（義母の家）のあるカトリックたちの坊主横丁はどこだろう？世界遺産のようにみえるデルフトデルフト眺望、なんだ
- たましいと宗教（４） イザナミの変貌？
- 2012年05月18日21:38
さて、イザナミが生み出す大地母神から、命を奪う冥界の女神に変身したのはどういうわけなのか。 �．癲璽爾澆燭い並可垢�いて、神は男のイザナギだけでよいと悟ったからか。 それとも、�△發箸發搬臙亙貎世六狄世任發△辰拭△箸いΔ海箸覆里�。 実は、当
- たましいと宗教（３） モーゼとその名を呼んではならない神（エホバ）
- 2012年05月18日20:39
・・・などど言うと、ハリー・ポッターとヴォルデモートみたいだが、言うまでもなくエホバがオリジナルである。エホバは混沌を天と地に分けて、「光あれ」と言われた。すると光があった。よく知られた創世記の始まりであり、何の変哲もないと思っていたが、今
- たましいと宗教（２） 大地母神の没落
- 2012年05月17日11:53
雷鳥いわく「原始、女性は太陽であった」は少し違って、大地母神であった、つまり万物の母であった。いやいや、太陽と大地では少しでなく全く違っていた。すでに、太陽に祭り上げられ実権を奪われていたに違いない。 多分、雷鳥にとって母神のイメージは封
- たまご タマゴ ああ卵
- 2012年05月16日19:41
めだかの水槽に、タニシが殖えて、今、また卵が・・・ たくさん浮遊している。何になる気か？変なものにならないでくれよ。 めだかならいいんだが。 タニシならもういい。結構。今風の断り方でいえば、大丈夫。
- たましいと宗教（１） 因果応報の処理
- 2012年05月15日16:14
仏教においては釈迦の権威は絶対にして無限である。悪人は懲らしめられ善人は報いられる・・・はずである。しかし、悪事をした覚えがないのに、病に貧に、なぜこんなに苦しまなければならないのかと嘆かざるを得ない人はたくさんいる。 これがキリスト教で
- 御近所のバラ
- 2012年05月14日07:14
御近所のバラはだいたい咲いたようだ。 赤 白にかすかなピンク。反射してうまく撮れない。 深紅 ピンク。高いところで焦点がぼける。 オレンジ 一重の赤
- 映像の向こう側（35） 永遠の今
- 2012年05月13日09:22
モデルになったグリート（スカーレット・ヨハンソン）牛乳を注ぐ女（映画の貫禄の女中頭にそっくり）ピーター・ウェーバー監督「真珠の耳飾りの少女」2003（原作トレイシー・シュバリエ）は、フェルメールの謎の美少女像製作の背景を描いたものである。ただ、
- バラと水田の苗の列
- 2012年05月11日08:30
連休が終わり、桜川沿いの水田に苗が並ぶ。あいにくの曇天だったが。 バラ。言葉がでない、多分いらない。 田に景色が映る季節のなった。 アセビ（卯の花）。卯の花の匂う垣根にホトトギスが待たれる。 豪勢にキモッコウバラ。その下に、ラッセル・ルピ
- 映像の向こう側（３４） 独裁者の劣等感
- 2012年05月09日17:38
勅使河原 宏監督「利休」1989年（原作 野上弥生子「秀吉と利休」1964）は、秀吉の利休に対するたまりにたまった劣等感を描いていると思われる。 せかせかと利休（三国連太郎）の茶室（待庵）に朝顔を見にやってきた秀吉（山崎努）は、庭に花がないこと
- 未確認浮遊物体とバリケン
- 2012年05月08日08:20
一昨日の5月６日は、土浦は雹ですんだが、少し北のつくば市北条では竜巻で大きな被害が出た。近年では、毎年１度は近くで竜巻が発生している。 一方、メダカの水槽では、最近浮遊物体が増えて、しかも大きくなっている。メダカを食わないだろうかと心配に
- 映像の向こう側（33） ウォーリーの中の聖書とギリシャ神話
- 2012年05月07日17:32
アニメ映画「ウォーリー」には、創世記とギリシャ神話のモチーフが入っていると気がついた。そもそも、人類が逃げ込んだ巨大宇宙船は「ノアの箱舟」であろう。大洪水で箱舟以外の全生物が死に絶えた150日後に、神の配慮で少し水が引いたので、アララト山の
- 映像の向こう側（25） 異文化体感
- 2012年05月06日21:58
周坊正行監督「shall we ダンス？」1996 とアンドリュー・スタントン監督アニメ映画「ウォーリー」2008 を連続で見て、異文化を体感することができた。 「ダンス？」は元々、カルチュアー・ショックが主題である。日本では社交ダンスというものは定着し
- 昨日は立夏でスーパームーン
- 2012年05月06日08:59
立夏は暑かった。 スーパームーン。１４％大きく、３０％明るいとのことだが、私のテクニックでは分からない。確かに、見たところでは普段より大きかった。左の黒っぽいのは生垣だが、暗すぎて比較にならない。 大輪のクレマチス。 ぼたん。いつの間にか
- 映像の向こう側（24） 殻を分泌する人々
- 2012年05月05日16:30
ＮＨＫの大分発ドラマ「無垢の島」は、孤独な青年が社長の故郷の離れ小島に宝さがしにやってくる話である。青年は、地下水をペットボトルに詰める会社に勤務しているのであるが、ぼんやりして仕事が遅く友達もいない。懇親会の場で、社長から故郷の島には宝
- ファンタジーの往還（４） 「教」も「行」も失ったが「信」がある。これが「証」だ。
- 2012年05月05日09:41
村上春樹であるが、その長編はファンタジーに分類することとした。小説として読もうとすると、何が何だか分からないが、ファンタジーなら、風変わりなキャラクターにいちいち目くじら立てることもないからだ。 「海辺のカフカ」新潮社2002（新潮文庫2005）
- 初夏の明るい空
- 2012年05月05日07:43
雨があがって重しのとれた青空になった。今朝はムクドリもひときわ元気にギャオギャオ鳴いている。 雨を含んだエニシダ。 塀の定番、キモッコウバラ。 アブのいるシャクナゲ。 モチツツジだとおもう。
- ファンタジーの往還（３） 夢の中の生活
- 2012年05月04日16:36
「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」村上春樹インタビュー集1997-2009 文芸春秋2010 は、18人の外国人翻訳者や日本人編集者から受けたインタビューをまとめたものである。 これを読むと、春樹の物語が夢として語られていることが納得できる。 ��
- ファンタジーの往還（２） 家の片隅で
- 2012年05月03日08:16
ペネロピ・ライヴリー作・ディヴィッド・パーキンス絵「犬のウィリーとその他おおぜい」理論社1998年 は、しっかりものの奥様、いささかだらしない夫と三人の幼い子供たちの一家に飼われている犬とネズミ、ワラジムシにクモたちの物語である。 テリアのウ
