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日記一覧

 亀山郁夫「謎とき悪霊」新潮選書2012 を読んだ。「悪霊」は、革命をめざした秘密結社が内ゲバ殺人事件を起こしたネチャーエフ事件をモデルとした革命家小説である。同じ亀山の「カラマーゾフの兄弟の続編を空想する」光文社新書2007 では、アリョーシャが

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1枚目 地理学者2枚目 真珠の首飾りの少女3枚目 中原淳一 少女 福岡伸一「フェルメール 光の王国」木楽舎2011(写真 小林廉宜)を読んだ。フェルメールの写真がたくさん入っているので図書館で目に付いたのだが、著者が「生物と無生物の間」の科学者

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 1枚目 天安門事件 2枚目 京都府宇治市 万福寺 3枚目 出雲の八重垣 季節風を避けるため。 いずれもネットから 岡井隆(1928- ) 「蒼空の蜜」平成2年 所収 前衛短歌三人衆の一人であるが、修辞的、物語的というよりは直接的な思いの歌が多

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 1枚目 ボッティチェリ「春」 よく見れば不気味。 2枚目 丹頂鶴の求愛ダンス 3枚目 つげ義春「もっきりや」  いずれもネットから 小池光(1947- ) 「廃駅」昭和57年所収 キャロル・リード監督「第三の男」1949(原作 グレアム・グリーン

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 1枚目 紫に沈む夕陽 イラスト 2枚目 ヨット 水着ではなくライフジャケットを着けていた。 3枚目 月光の入る部屋  いずれもネットから 春日井建(1938- ) 「未青年」昭和35年所収 空の上で日輪が処刑されたらしい。首つまり日輪が落ちて

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1枚目 霧の波止場2枚目 コスモス畑3枚目 知床のハマナス いずれもネットから 寺山修司(1935-1983 青森県三沢市生) 「空には本」昭和33年 所収 前衛短歌三人衆のなかで一番若い。 この歌は石川啄木(1886-1912)「ふるさとの訛なつかし停車場

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 ということで、同時受賞の「スクラップ」に移る。 ストーリーは単純で、ボケの始まっている祖父と、家計を支える母と、失業中の青年の物語である。母が働いているので、祖父の世話は青年の役割である。 青年は職探しもしているが、一方では資格を取ろうと

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 かみさんが文芸春秋9月特別号を病院の売店に1冊だけあった、本屋にないのに運が良かったなどといって買って来たのである。前半は分けがわからなかったけど後半は面白くなった、と言って渡してくれた。 しかし残念ながら私は最後までよく分からなかった。

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1枚目 ジギタリス2枚目 忠魂碑 日露戦争戦没者 佐賀県3枚目 皇帝ペンギン 旭山動物園  いずれもネットから 塚本邦雄(1920-2005) 「水葬物語」昭和26年 所収 ウィキによれば1960年代の前衛短歌運動を、寺山修司、岡井隆とともに主導したと

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