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日記一覧

 オリーブの花がやっと咲いた。蕾になってからが長かった。しかし、目立たないこと、普通は見過ごしてしまうこと、柳の花と同じか。 ジャコウアゲハがぎりぎりカメラに映るようになった。みるみる大きくなってウマノスズクサを食いつくしてしまうのだが、今

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 1枚目はウマノスズクサ。10本ほどの茎が伸びているが、まだ馬の鈴に似ているとされる花は咲いていない。しばらく前に、葉の裏に赤い粒が産み付けられていたが、今は多くが小さい青虫(黒いが)になっている。いずれ、葉を食べながら大きくなり、ついには

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 1枚目は、気の弱いりん 2枚目は、おかめ。 ぺこの水虫をうつされたの耳のあたりの毛が薄くなっている。仕方がないので、ペコと一緒に薬を塗っている。 野良猫のおかめとペコが仲がよく、朝の4時ごろ外へ出せと起こしに来るのだが、それで寝ぼけ眼で玄

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安倍源基「昭和動乱の真相」中公文庫2006(単行本1977原書房)を読んだ。著者は終戦時の鈴木内閣の内務大臣で警察関係の人で特高部長や警視総監を歴任している。 この経歴からわかるように、共産党関係や2.26事件などが詳しいのだが、ここでは日米開戦に至る

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 朝の犬の散歩をしていると、強い甘い香りがする。あたりを見回すとミカンだった。といっても、これは夏ミカンで、大きな実と一緒に白い花が咲いている。「白い花が咲いてる・・・」の歌は、静岡ということで当然温州みかんだったが、ミカンの山全部がこの香

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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1920182514&owner_id=34218852http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1921101772&owner_id=34218852西村賢太「疒の歌」についてはこれまで二つ書いてきたが、いよいよ新潮2014・5月号で完結した。二十歳を前にした北町貫太が

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 矢次一夫「東条英機とその時代」三天書房1980 を読んだ。一度読んだのだが、後、何もせず放っておいたのである。というか、改めてめくってみたら、いろいろチェックしてあった。 矢次は1899-1983で、戦前から政治家や軍人たちのフィクサーであり、戦後も

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 工藤美代子「悪名の棺 笹川良一伝」幻冬舎文庫2013(単行本2010) を読んだ。かみさんが図書館から借りてきたからだが、確か、日経の「私の自叙伝」を以前に読んでいて、印象に残っていたのである。戦後に旧知の国民政府の要人と会った笹川が、(清朝の皇

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 「マーク・トウェイン自伝」上・下 ちくま文庫1999(単行本1984) を部分的にだが読んだ。部分的というのは、少年時代で十分満足したからである。それを見て、「トム・ソーヤー」も「ハックルベリ・フィン」も、そのほとんどが、ミズーリ州の寒村ハンニバ

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 第一次大戦によって、戦争は総力戦であり、国家の基盤となる生産力の戦いであることが明らかになった。アメリカとの生産力格差を良く知っているはずの政府関係者が、なぜ開戦を決断したのかが問題である。山本五十六連合艦隊司令官は、自信があるかと問われ

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 「私の昭和史」と言えば、2・26事件の青年将校だった末松太平のものが有名であるが、ここでは、中村武彦「私の昭和史 戦争と国家革新運動の回想」展転社(平成17年2005)をとりあげる。著者(1912-2005)は民間人であるが、2・26事件の前に未遂で終わった神

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 昨日、壁に変な形の蝶がいるのを見つけた(1枚目)。これはしかし、どう見てもジャコウアゲハだ。羽化に失敗したか。ピラカンサについている蛹はまだそのままだし、これは、床下にでもいたのだろうか。 思い出せば、去年の秋には、うまのすずくさを食いつ

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 時々思い返すのは、杜子春と仙人の契約のことである。仙人は何が起きても口を開かなければ仙人にしてやると約束した。杜子春は殺されても、叫び声もあげなかったのだが、地獄で、牛や馬になって獄卒に虐げられている両親に会って、父上、母上と駆け寄り、仙

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