フランシス・ベーコン1561-1626
イングランドの思想家。シェイクスピアと同時代人。安土桃山から江戸時代初期。
ラテン語では「scientia est potentia」、英語では「knowledge is power」
ラテン語の scientia および英語の knowledge は知識に限定されて、知恵などは含まない。とのこと。
啓蒙思想(英語: Enlightenment、仏語: Lumières、独語: Aufklärung)とは、神話、習俗による迷信や国王や領主は先天的に支配権を持っているなどという支配者の主張を否定した。
啓蒙思想が主流となっていた17世紀後半から18世紀にかけての時代を啓蒙時代という。
アメリカ独立、フランス革命までの時期。で、代表腋啓蒙君主として、プロイセンのフリードリッヒ2世、オーストリアのマリア・テレジア、ロシアのエカテリ−ナ2世(難破した大黒屋光太夫が謁見した。プガチョフの乱はプーシキン「大尉の娘」の背景)。
フランスの進歩的知識人たちが分担して「百科全書」を執筆し、フランス革命の理論的根拠になった。
モンテスキュー「法の精神」3権分立 フランス人だがイギリスの影響を受けた。
ジャン・ジャック・ルソー「人間不平等起源論」、「社会契約論」・・・急進派でマルクスにも影響を与えている。
ヴォルテール「カンディード」・・・穏健派
★まことに知識は力に違いない。ルソーなどはサロンの貴婦人を渡り歩いた軟派の印象だが、ロベスピエールとマルクスという過激派に名を上げさせた。日本でも桑原武夫などに人気がある。
日本でも知ることは権力の行使を意味した。
「知る(領る)」 治める。統治する。
「知らす」 お治めになる。統治なさる。古語辞典になどがある。
現在でも都道府県は知事が治めている。中国でも地方の長官のことだが、天下ではなく地方ごとの出来事を治めるわけである。
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