mixiユーザー(id:34218852)

2014年04月03日13:06

364 view

俳句の話(6)  光りもの俳句

 私の俳句は、観察力が弱いせいだろうが、光ものが多いのである。確かに、たいてい何らかの光があるので、観察するまでもないのである。

 入選したものを拾ってまとめてみると、
★スコップの光ひらめく春の雪・・・この前の雪で、一番新しい光りもの。くたびれたが、入選したのでよかった。


★透明の光一筋鱚上る・・・テレビのニュースを見て。

★押し開けて秋の光の出窓かな・・・中古で買った家だが、作った人が青函連絡船の船長さんだったというので、船長室のつもりだったかと想像している。

★荷台へと光打ち撒く(ぶちまく)秋刀魚かな・・・これもニュース番組。

★川底を光が洗ふ秋の川・・・これは実見だが、観察するまでもないか。

★日の中に光の形冬木立・・・夕方の逆光で影絵のようになって見えた。


1 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2014年04月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930