mixiユーザー(id:34218852)

2014年01月01日10:51

111 view

初詣

 今まで、年明け早々に初詣をしたことがなかった。だいたい、三日ぐらいに車で出かけるのがならいだったが、今年は一念発起して、ゆく年くる年が終わったときに、近くの八坂神社へでかけた。
 外は、オリオン座がくっきりと見えたが風はなかった。少し歩いたところで猫がつきまといだした。野良猫らしく鳴きながらついてくる。仕方ないので息子が餌を取りに帰った。
 いつも静かな神社も、拝殿からの列が外の道路にはみ出している。車は通行止めになっていたので問題なかったが、12時半にならびだして、拝礼したのは1時20分になっていた。50分かかったことになる。着込んでいたから寒くなかったが、息子は伊達の薄着で震えている。屋台は伝統的なものと一緒に、ケバブが4台でていた。
 ★オリオンの下にケバブの屋台かな

 若い男女も多くて、うきうきしたピクニック気分のようだ。
 ★あけおめと交わす娘たちの年初め

 あけおめとは初めて聞く若者言葉だった。

 土浦市の真鍋にある八坂神社はスサノオの命(牛頭天王)を祭神として、京都の八坂神社が本社であるが、当然、出雲系の神である。
 実は、真鍋の神社は鹿島神社である。8月末には町内あげての山車のひきまわしがある。その数12台ほどで、ビッグイベントなのだが、こちらの方が遠いのであまり行かないのである。
 元来、土浦藩の神社は八坂神社であった。それが、明治で土浦町と真鍋町に別れた時、真鍋は鹿島神社になったのであろう。もともとの住人でないのであいまいだが。

 しかし、鹿島神社とは鹿嶋市にある鹿嶋神宮が本社であって、土浦市に分社があるのはよくわかるのであるが、なぜ、ここ茨城県に八坂神社の分社があるのだろうか。古代には出雲の勢力圏であったせいではないのかと思われるのである。

 拝殿の前には、当然だが狛犬が鎮座している。仏を守る伝説上の動物とのことだが、やはりただの犬ではないかと思ってしまう。たてがみなどもあって立派な姿ではあるが、古代の山の神の使いではないのか。稲荷の狐と同類ではないか。
 神の本体は見えないとされているが、それは神道の教義が確立してからの思想であって、縄文時代の人間にとって山犬、つまり狼が山の神の現れであったはずだと思うのである。古事記にも倭健命が山の神の化身であるイノシシにそれと知らず無礼をはたらき罰せられる場面があった。

 帰り着いたのは2時前で、さすがに野良猫はいなかった。
 ★カレンダー交代させて去年今年(こぞことし)

 
6 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2014年01月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031