つい最近まで、「陰陽師」はシャーロックホームズシリーズだった。
生まれつき謎を解く能力と、それを解決する能力を備えた安倍晴明が
依頼者の有無にかかわらず、陰陽五行的に謎を解き明かしていく。
天然モノの博雅が養殖モノとは一味違うところみせてくれるが、
残念ながら、ワトソン役の枠からそれほど抜け出してはいない。
ところが、いつのまにか博雅は背景に没してしまい、
晴明には子どもまでできてしまった。
そして、怪しい敵らしきものが出現し、なにやら最終決戦の様相である。
こんな風にこの話は終わってていくのか。
そんな感慨のあるラス前である。
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