今さらかもしれませんが、完成度の高いリアリティのある世界観に感心しながら見てました。
そもそもファンタジーなのだから「何でもあり」ではあるのですが、
作り込みが不十分だと、かえって嘘くさくなってしまいます。
新ヨゴ国は、少しだけ日本やモンゴルに、ロタは石造りで中東風の印象があります。
バルサが身を寄せた高地の民はインディオ風だし、タルシュの人々はいかにも海の民風です。
それぞれの国が現実にあるどこかの国に似ていて、違うところもあり、
それでいて統一されているあたりが「どこにもないけれど本当にありそう」感を出しているのでしょう。
また、真木よう子のシハナとの対決でみせた綾瀬はるかの殺陣の美しさも秀逸で、
攻撃モードになったアスラを見て、さっとシハナが退却したことも含めて、
今後の展開が楽しみです。
八重があってこそのバルサとわかっていても、
「八重の桜」より、ずいぶんと楽しませてくれているように思います。
と言っているうちに、もう伊武雅刀が退場してしまった。残念。
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