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2023年01月22日23:54

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ノベンバーという映画を見た

映画を見たので感想を書くのだがレビューで出てこないで日記に書くことにする。

映画館で見てきた。なぜこの映画にしたかというと白黒のフランスやイギリスではない周辺国のヨーロッパの映画は大当たりか大外れかのどっちかだろう、どっちだろうか気になったのだ。

ネタバレありの感想は次の通り。
動物の骸骨に3本の木の枝がくっついてくるくる動いている物体にまず驚愕で、この映画はなんなのだろう?ともうこの時点で面白い。
この後も死者が村に来るとか、死者を迎えるのにサウナの準備をしなければならないとか、サウナを覗いたら人間の大きさの鶏がいたとか、なんなんだこの映画は!!という吃驚の連続でしたねえ。話後半になって恋愛が絡み、なんとなくわかりやすい話になったのだけどそれまでは、この話どうになっちゃうんだろうと、漂うような感じで映画を見てました。

公式ホームページによるとエストニアのベストセラー小説の映画化とのこと。

最後湖から遺体と貨幣が出てくるのは、この映画監督や原作者は全く知らないと思うが押井守の天使のたまごの最後を思い起こさせるものでしたね。湖、水は生誕の象徴だと自分は愚行します。

劇中エストニアという単語が出てきて、この映画はエストニア映画なんだと初めて知った。エストニア映画なんて初めて見た。バルト三国北欧よりも上って感じなのだけどこの映画の肌触りは、タルベーラやマルケータ・ラザロヴァーのような空気感があって、映画を見てる自分としてはとても気持ちいい時間だった。自分はベイルマンやムルナウは見たことないのだけど、特にベイルマンはノベンバーのような雰囲気のある映画なんでしょうかね?

この映画は昨年に公開されたのだけど年を超えて一週間のみの上映。札幌に住んでいたらシネフィルにはなれないなと感じる。

この週末見てきた映画で一番独特で雰囲気のある映画だった。見て良かった。

https://youtu.be/d-kdz-dUU-w

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