国のためならば、女を外交上の武器にすることもいとわなかったリル王女だが、いざリシャール王子が同じ立場に身を置くと決めた瞬間、なかば衝動的にテルカの王を殺してしまう。長年心の奥に封じ込めてきたはずの仕事のつらさや、そのことがいかに自分の心を傷
続きを読む
「ねぇ、ママ」という表題、腰巻には「母をモチーフにした珠玉の短編集」とあって、 「母モノ」かあ、というためらいがあった。 しかし、案ずることはなく、確かに「母モノ」ではあることは間違いないのだが、 池辺葵らしい現代的でたくましく優しさに満ちた
ログインでお困りの方はこちら
mixiニュース一覧へ