山崎貴監督版『ゴジラ』の第2作となる『ゴジラ -0.0』を、IMAXレーザー上映版で見てきました(最寄りの劇場のIMAXシアターの映写機がバージョンアップした記念の上映でもありました)。
衝撃的だった『まどか☆マギカ』同様、当面の間はネタバレ注意な作品なので、内容には深く触れずに書いていますが、未見の場合はご注意です。
【物語】
昭和24年。敷島(神木隆之介)たちがゴジラを撃退してから2年が経ったある日、正体不明の巨大怪獣が長野県の松本に出現し、松本は焦土と化す。
前回ゴジラを倒す作戦を立案した野田(吉岡秀隆)の指揮のもと、巨大怪獣を倒す新たな作戦が始まるが、同じころ、相模湾でゴジラが出現する。
…庵野秀明版『シン・ゴジラ』が、ラストでゴジラから人間が出現するカットを描いてみせたのと対照的に、人間がゴジラ化していく片鱗を描いたのは、単なる偶然か。作風が異なる近作のゴジラ2本が相似形を成すのは面白いです。
前作『-1.0』が特撮:ドラマ=1:1の比重だったとすると、本作は1:3でドラマパートが濃いめ。特撮が希薄だとは言いませんが、怪獣映画を愛する者としては、やはり見たいのは怪獣であって、「泣かせるドラマ」ではないと再認識です。
一方、田中泯扮する生物学者が抱える大きすぎるトラウマが生み出すドラマは、熱くて良かった。原爆投下直後の広島をIMAXで見せるのは勇気のいること。安易に描いてはいけない題材ですが、やってほしいとは思っていました。
ゴジラを見に来た者からすると、伊福部昭要素が少なくなったのも残念。エンディングで重低音を爆音並みに響かせてくれたのは良かったですが、前作や、『シン・ゴジラ』ほど伊福部サウンドを聴かせてくれなかったのは残念でした。
とはいえIMAXとドルビーアトモス大音響のサウンドは、今年の映画としては『オデュッセイア』をも凌駕する驚異の大迫力で、その点には拍手を送りたいところです。
★★★★。IMAX必須です。
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