今年ももうすぐ半分終わりということで、上半期の映画ベストテンを考えてみました。大移動(転勤)もあった上半期ですが、激務の中で劇場で57本見られたのは奇跡です。1.ゴーストバスターズ アフターライフ IMAX版2.アンビュランス IMAX版3.フレンチ・
是枝裕和監督が韓国で撮った映画『ベイビー・ブローカー』を見て来ました。これまでの是枝監督作のような厳しさは控え目ですが、ユーモアの中に現実がしっかり見え隠れする秀作でした。【物語】韓国。クリーニング店を営むサンヒョン(ソン・ガンホ)は、若い相棒
このところ邦画の新作ばかり見ている気がします。(見たい洋画がないというのもあります)3本まとめて簡単にレビューです。●『バスカヴィル家の犬 劇場版シャーロック』(東宝)コナン・ドイルの原作を現代の日本に置き換えたTVドラマの劇場版。ドラマ版は
小林旭が和製ジェームズ・ボンド風スパイを演じる日活映画『爆破3秒前』をAmazon Prime Videoで見ました。前から見ようと思っていた作品。世界的なボンド映画ブームの中で、東宝は『国際秘密警察』や『百発百中』シリーズを撮り、日活はこんな映画を撮ってい
水谷豊の3本目の監督作『太陽とボレロ』を見て来ました。前2作は未見なので、監督作を見るのは初めて。【物語】地方都市のアマチュア交響楽団で主宰をつとめる理子(檀れい)は、楽団のための金策に苦心していた。さらに悪いことに、指揮者の藤堂先生(水谷
2本の新作邦画を見てきました。●『大河への道』(松竹)千葉県香取市役所の総務課主任(中井貴一)が、知事の肝入りで、郷土の偉人・伊能忠敬を題材にした大河ドラマを誘致する命を受ける。ところが、脚本家(橋爪功)が「実は伊能忠敬は日本地図を完成させ
湯浅政明監督の新作『犬王』を、引っ越しの最中に見て来ました。長編アニメーションです。室町時代に実在したとされる、猿楽能の名人を題材にした映画です。【物語】15世紀、室町時代。壇ノ浦で生まれた漁師の息子・友魚(声:森山未來)は、盲目となり、琵琶