大手ディズニーやFOXスタジオ、イルミネーション製作の長編劇場アニメに続く、MGM製作という珍しい作品『アダムス・ファミリー』を見て来ました。90年代にバリー・ソネンフェルド監督が映画化した2作が有名ですが(自分には珍しく当時の試写会で見た)、3DCG
湯浅政明監督によるNHKアニメ版の記憶も新しい、同名原作の映画化『映像研には手を出すな!』を見て来ました。漫画・アニメ・ドラマ・映画によるメディアミックス作品ばかりが目立つ邦画界の中では、数少ない成功作となるかもしれません。興行的にどうかはと
市川雷蔵祭のハシゴも3日目に。今日の組み合わせは異色編とも言うべきラインナップで、興味深い2本を見ました。●『忠直卿行状記』(1960(昭和35)年大映)白黒シネスコサイズ若き福井藩主・松平忠直(雷蔵)は、大阪夏の陣で大手柄を立て、祖父・家康から
今日も電気館にて市川雷蔵祭り。3本続けて見て来ました。劇場側のはからいか、3本とも股旅映画でした。●『鯉名の銀平』(1961(昭和36)年大映)白黒シネスコサイズカタギの船大工だった青年(雷蔵)が、下田の町でヤクザの抗争に巻き込まれ、復讐を果たす
最新技術の『TENET』を見た翌日、最古の映画館でいにしえの映画を見る幸せ。ということで、県下最古の映画館で市川雷蔵祭の2本を見て来ました。●『潮来出島 美男剣法』(1954(昭和29)年大映)白黒スタンダード敵討ちのために江戸にやってきた若き剣士(雷
東京でルームシェアをして暮らす2人の女の子を描く映画『Daughters』を見て来ました。この映画、基本的には何も起きず、何も変わらないのですが、そういう映画も良いものです。『テネット』のあとでは丁度いい映画でした。【物語】中目黒のマンションでルー
クリストファー・ノーラン監督が満を持して送るSFスパイ・アクション『TENET テネット』を見て来ました。もう、次のボンド映画の監督はノーランしかいません(笑)。そのぐらい、007シリーズへのオマージュに満ちています。※ご注意。ネタバレはしていませ
押井守監督の初期実写映画をAmazon Primeで続けて見ています。映画製作の狂気を描いた『トーキング・ヘッド』を先日見ました。1992年の作品です。【物語】トラブルに見舞われた数多くの作品を完成させてきた、アニメーション監督の”私”(千葉繁)に、大作劇
劇場版シリーズ第26作となる『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』を見て来ました。映画のクレヨンしんちゃんを劇場で見るのは久しぶりです。コロナの影響で4か月遅れの公開となりました。【物語】天空に浮かぶ王国”ラクガ
破壊王ローランド・エメリッヒ監督による映画『ミッドウェイ』を見て来ました。この監督には珍しくメジャー・スタジオの映画ではない、独立系の作品です。ジャック・スマイト監督で同じ題材の戦争映画(1976)がありましたが、東宝映画や『トラ・トラ・トラ!
押井守好きなのに見ていなかった初期実写映画群がAmazon Primeで配信されていたので、慌てて見ました。のちに”ケルベロス・サーガ”と呼ばれることになる初期作品のうちの2作です。●『紅い眼鏡』(1987年)架空の1990年代の日本。凶悪犯罪に対応するために