『バイオハザード』でゾンビと戦った青年=オースティン・エイブラムスが、こんどはクジラに飲み込まれるというサバイバル劇『クジラに落ちた男』を見てきました。
そういえば、極限状況でのサバイバルを描いた傑作に『127時間』というのがありましたが、あれも今度のと同じ20世紀スタジオ(FOX)の作品でした。こういうのに強い社風だったのか。
【物語】
名ダイバーだった父(ジョシュ・ブローリン)を亡くした青年ジェイ(オースティン・エイブラムス)は、父の遺骨があるかもしれない故郷の海へもぐる。海底でダイオウイカを見かけたジェイは、イカごとクジラに飲み込まれてしまう。酸素ボンベの残量も少ない中、クジラの腹の中でのサバイバルが始まる。
…クジラのおなかの中で暮らすお話といえば「ほら吹き男爵の冒険」=『バロン』だったか。手塚治虫の「ブラックジャック」にもそんなエピソードがありました。
もちろん今回の映画は、『バロン』のような牧歌的な物語ではなく、クジラの強力な消化液やうごめく内臓、激しい水圧と人間との戦いの物語です。
主人公の回想の中に出てくる亡くなった父=ジョシュ・ブローリンが準主役のような大きな役で登場。かつて主人公に教えた、海で生き残るためのワザの数々が、クジラの体内で徐々に生きてくるのがミソ。しだいに、自分を飲み込んだクジラに父の姿が重なり、対話をしていく主人公とのシーンはなかなか熱いです。
クジラって、オキアミとかプランクトンを食べているイメージでしたが、ダイオウイカを丸のみにしたりするんですね。勉強になりました。
(海に潜るときは9V電池が役に立つのも…スチールウールないとダメか)
★★★。
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