ナタリー・ポートマンが製作に参加したフランス製SFアニメーション『ARCO アルコ』を見てきました。こちらでは日本語吹替版と字幕版(フランス語)が日替わりで上映されていて、自分はちょうど字幕版で見ることができました。英語吹替版だと、ナタリーのほか、マーク・ラファロやウィル・フェレルが声の出演をしています。
アニメーション映画の国際賞であるアヌシー映画祭で長編作品賞を受賞しています。
【物語】
タイム・トラベルが可能になった30世紀の未来。10歳の少年・アルコは、ルールを破り、単独でのタイム・トラベルを行ってしまい、誤って2075年の過去にたどり着いてしまう。そこで知り合った少女・イリスに助けられたアルコは、もとの時代に帰ろうと試みるが…。
…フランス製のSFアニメといえば、トラウマ作『ファンタスティック・プラネット』が強烈ですが、本作はそれほど取っつきにくいという訳ではなく、むしろスタジオジブリ風の親しみやすい作画の作品です。日本製アニメと同じく輪郭のある2Dアニメです(ただしキャラクターデザインはちょっと独特)。
未来から来た少年をもとの時代に戻すというジュブナイルSFで、題材としては良くあるお話。でも悪役ポジションの3人組が意外な見せ場を作ってくれたり、ロボットSFの要素もあったりで、なかなか盛りだくさん。それでいて展開に破綻はなく、非常にきれいにまとまっています。
音楽まで久石譲風で、和製アニメへのリスペクトも感じられる作品です。良作。
★★★。
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