先日見た『ザ・ブライド!』に不満があったので、本家ユニヴァーサル・ホラーの『女ドラキュラ』(1936)をDVDで見ました。
名作『魔人ドラキュラ』(1931)の続編で、ドラキュラの娘が登場します。
出どころの怪しいパブリック・ドメインを激安でソフト化しているコスミック出版から出ている、10枚組DVD-BOXの中の1作です。
1936(昭和11)年のユニヴァーサル映画で、同年日本公開。
白黒・スタンダード・サイズです。
【物語】
前作でドラキュラ伯爵を倒したヴァン・ヘルシング教授(エドワード・ヴァン・スローン)は、駆け付けた警官に逮捕されてしまう。教授は、超常現象など信じない警察署長を説得するため、教え子で精神科医ジェフリー(オットー・クルーガー)を呼ぶ。ジェフリーの周囲では、血を抜かれて殺される不可解な事件が頻発していた。やがて警察署に安置されていたドラキュラ伯爵の遺体が何者かによって盗み出される。
…タイトル通り、ドラキュラ伯爵の娘が登場します。
ハンガリー人のザレスカ伯爵夫人を名乗っており、画家でアトリエを持っているという設定。演じるグロリア・ホールデンがはまり役で、ドラキュラ伯爵の呪縛から抜け出そうと、精神科医を頼るというのが物語の骨子です。グロリア・ホールデン、エキゾチックな風貌で気品もあり、ぴったりでした。
ヘルシング教授役のエドワード・ヴァン・スローンは前作からの続投。
新たな主人公の精神科医役のオットー・クルーガーは、どこかで見た人と思っていたら、ヒッチコックの『逃走迷路』に出ておりました。
71分という短い上映時間ながら、物語はロンドンからトランシルバニアへと(飛行機で!)移動するし、テンポよく進行するなかなかの佳作でした。
パブリック・ドメインのためか、冒頭のユニヴァーサルのロゴマークとエンドマークがまるまるカットされている仕様のソフトなのが残念。でも大手が出していないだけに、見られるだけ有難いです。
★★★。
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