A24の最新作であり、まもなく授賞式が行われるアカデミー賞では作品賞ほか全9部門にノミネート中の映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』を見てきました。実在した卓球選手をモデルにした実録風ドラマ(コメディ仕立て)です。
【物語】
1952年。プロの卓球選手でありながら、金欠でしかたなく靴屋の店員をしているマーティ(ティモシー・シャラメ)。全英オープンで日本人選手のエンドウに僅差で敗れたマーティは、アメリカ人実業家から日本での親善試合を持ちかけられるも、尊大な態度が仇となって白紙に。自力での日本行きをもくろむマーティは金策に奔走するが…。
…卓球の腕は確かなのに金と女にだらしない若造を、ティモシー・シャラメが面白く演じてます。この映画ではプロデュースまで買って出る熱の入れよう。みごとゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞しています。
スポーツ映画というよりは、「せまる期日までにどうやって金を作って日本へ行くか」が焦点で、やること成すことすべて裏目に出ていく姿が笑えつつも哀愁を帯びています。
出番は少ないですが、ライバルの日本人選手を演じた人は本物の卓球選手だとか(しかも劇中同様に障害がある)。1950年代の日本人として、見た目にも説得力があり、貫禄もあって、いい役でした。大ベテランのグウィネス・パルトロウは、ちょっと損な役。
150分は長いかなあ。★★★。
これでアカデミー賞の予想に入れます。
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