シンガーソングライター、ブルース・スプリンスグティーンの名前は知っていても、それ以外はほとんど知らないという程度の予備知識で、映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』を見てきました。
監督はスコット・クーパー。
『クレージー・ハート』や『荒野の誓い』が鋭かった人です。
【物語】
1980年代初頭のアメリカ。
シンガーソングライターのブルース・スプリングスティーン(ジェレミー・アレン・ホワイト)は、大成功を目前にして、過去の自分や出会った女性フェイ(オデッサ・ヤング)と向き合い、重圧に押しつぶされそうになる。革新的な新アルバム「ネブラスカ」をめぐっては、周囲とも対立していく。
…それまでほとんど知らなかったアーティストの伝記映画を見て、興味が湧いて作品を見たり聴いたりし始める…というのことがたまにあるのですが、これはまさにそのパターン(もちろん伝記映画がすべてではないことは知っての上で)。良かった。音楽も映像も。
ブルース役のジェレミー・アレン・ホワイト、最近見たなあと思ってたら『フォーチュン・キッキー』に出てた。独特の雰囲気と影のある役者。今回の映画でアカデミー賞にノミネートされても不思議はないかも。
そのお父さん役のスティーブン・グレアムがまたいい!
主人公の幼少時代に、息子を見つめるその眼差しときたら。
ついに自分もこういう描写がぐっとくる世代になってしまったか。
撮影監督は日本人。
1980年代のアメリカの街の喧騒や、空気・においの再現度が高い。
ほんとうの80年代のアメリカ映画を見ているような感覚がありました。
★★★。
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