1982年の『トロン』、2010年の『トロン:レガシー』に続く第3作、『トロン:アレス』を見てきました。15年ぶりの新作となります。
82年の第1作は、CGを本格的に採用した画期的な映画。本作は、前作『レガシー』よりも、あの第1作の続編的位置づけが強いように感じます。
【物語】
ハイテク企業ディリンジャー社の若きCEO・ジュリアン(エヴァン・ピータース)は、デジタル世界”グリッド”から現実世界へとAI兵士を転送し、実体化する技術を公表。軍需産業への売り込みをかけるが、実体化には29分間しか持たないという制約があった。その制約を乗り越え、実体化を永続的なものとする”コード”を発見したエンコム社幹部のイヴ・キム(グレタ・リー)は、ディリンジャー社から送り込まれたAI兵士のアレス(ジャレッド・レト)の襲撃を受ける。
…悪の企業=ディリンジャー社(赤い)vs善のゲームメーカー・エンコム社(青い)という構造が分かりやすい第3作。デジタル世界と現実世界との行き来がこれまで以上に容易になり、ついにデジタル世界からの浸食が始まるというのが物語のポイント。
いったいどういう理屈なのか分かりませんが(エネルギー粒子、ともっともらしい事を言ってましたが)、デジタルが実体化してリアル・ワールドを攻撃するという、視覚的に入り込みやすいサイバーパンク風味の味付けが凝っていて楽しいです。
ヒロインがアジア系というのは珍しい(先に見ていた『ハウス・オブ・ダイナマイト』にも出ていたグレタ・リー)。ジャレッド・レトのAI兵士は、意外にも80年代のポップ・カルチャーを勉強していたりして、妙に人間臭いのが魅力でした。
第1作のジェフ・ブリッジスがまたまた登場するのは嬉しい。もう仙人みたいでした(笑)。
ナイン・インチ・ネイルズによる音楽(爆音)は、ドルビービジョンかIMAX必須。
2Dビスタで見てしまったのはちょっと後悔です。
面白かった。★★★。
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