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2025年05月23日19:30

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ベネツィア・ロケも効果的 『岸辺露伴は動かない 懺悔室』

大ヒット漫画のスピンオフをNHKでドラマ化した「岸辺露伴」シリーズの劇場版第2作、『岸辺露伴は動かない 懺悔室』を見て来ました。

前作『ルーヴルへ行く』のフランス・ロケに続き、今回はベネツィア・ロケの作品となります。

【物語】
イタリアの大学に招待され、ベネツィアに渡った岸辺露伴(高橋一生)。
たまたま入った教会の懺悔室に日本人の男(井浦新)が入ってきて、岸辺を神父と勘違いしたまま告白を始める。男にはある呪いがかけられており、幸福の絶頂に達したときに呪いが炸裂するという。男の周囲には信じられないほどの幸運が舞い込んでいた。

…話の規模としては海外ロケをするほどのスケールもないのですが、観光名所だけでなく路地裏や空き地などでも撮影された映像には妙に信ぴょう性があり、説得力があります。ルーヴル美術館という華々しい舞台だった前作よりも、じわじわとくるモノがありました。

岸辺露伴は、もはや高橋一生のハマリ役です。
「幸福」の影響で自身にも幸運が舞い込むことを屈辱と考え、あくまで自身のエゴで行動するのが面白く、結果として怪異に打ち勝つのはお決まりですが今回も痛快です。

実生活では結婚してしまった飯豊まりえ=泉京香も、ワトソンのごとき働きを見せます。
キーパーソンとなる「呪いをかけられた男」=井浦新のうさん臭さも良し。

ただ、肝心の「呪い」がなぜかかったのか、どんな怪異によるものか、自然に発生したのか、そのあたりがはっきり描かれない未消化感はややありました。

★★★★。
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