『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞して以来の監督作となる、ポン・ジュノ『ミッキー17』を見て来ました。
ポン・ジュノを始め、監督のスタッフが多いですが、アメリカ映画です。
ワーナー・ブラザーズの製作、2時間17分の大作でした。
【物語】
21世紀のなかば。
借金取りから逃れるため、植民惑星での過酷な仕事を選択したミッキー(ロバート・パティンソン)。
死んでも肉体と記憶を再生できるという悪夢のような技術を生かし、何度でも再生される消耗品のような苛酷な仕事に辟易するミッキーだったが、手違いからか、死んでいないのに新しい自分が再生されてしまい、同じ人間が2人存在することになってしまう。
…『月に囚われた男』をちょっと思わせるディストピアSFです。
あるときは宇宙船の船外活動で放射線に晒されて死亡し、あるときは未知のウィルスに感染させられて死亡、気づいたら17回目の生まれ変わりだったという悲惨な主人公役に、イケメンぶりを抑えたロバート・パティンソンの好演が光ります。
対して、移民船団の団長で司令官兼もと議員、マーク・ラファロの俗物ぶりが最高。
マーロン・ブランドそっくりのメイクと表情でバカ議員を怪演しています。そんなバカ夫を支える(?)セレブ妻役のコニ・コレットも怪演です。
ただしポン・ジュノ監督作としては毒気が足りなかったか。
原作には続編もあるので、そちらにもやや期待です。
★★★。
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