先日購入した『日本沈没』(1973)の4K UHD BOXの特典ディスクに、同作の海外公開版がそのまま収録されており、見てみました。
同時期の『新幹線大爆破』にも海外版が存在していて、当時の日本映画界が海外セールスにも力を入れていたことが伺えます。
国内版と同じシネスコ・サイズの作品。東宝マークが英語で出る他、オープニング・クレジットもすべて英語です。144分の本編は114分へと、30分ほどカットされています。
国内版と比べると、ストーリー上の大きな違いはありませんが(それだけ細かなカットが施されています)、藤岡弘といしだあゆみの出会いがばっさり省略されており、気づくといきなり2人が出会っているので、この点には違和感があります。
大作感が減少したことで、日本民族消滅の悲壮感も比例して減少しているので、特撮だけのスペクタクル映画に仕上がっているのが興味深いです。
映画を連想させるような出来事が起きる今だからこそ見てみるというのも、映画のひとつの見方だと思いました。★★★★。
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