昭和のゴジラ映画には、東宝製作のちょっとした小品映画が同時上映で組み合わせられておりましたが、それを思わせるような中編『北極百貨店のコンシェルジュさん』を見て来ました。
同名漫画のアニメーション映画化作です。
【物語】
絶滅危惧種の動物たちが、人間のように買い物を楽しむ、ちょっと高級な”北極百貨店”。
接客するのは人間ばかりで、新人コンシェルジュとして試用期間中の秋乃(声:川井田夏海)は、ミスを連発して悩んでいた。
しかし、お客に真摯に向き合う秋乃は、着実に成長していくのだった。
…緊張の糸が張り詰めた『ゴジラ-1.0』とはうって変わる、ほんわか映画です。
暖かみのある絵柄とストーリーに安心しますが、実はブラックな側面もあり、ぴりっと鋭い映画でもあります。単純な、いわゆる”お仕事映画”ではないところもしっかりあります。
70分の中に様々なエピソードを詰め込んでいますが、ほとんど破綻なく展開するのに感心しました。大作疲れにはちょうどいい清涼剤のような中編です。★★★。
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