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2023年07月25日09:44

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浮世の謎(128) NHK政治マガジン「共産党にアレルギー? その正体とは」2019.12

 4年ほど前のものだが、いくつかの選挙区での年齢別投票行動のデーターを基にして、志位和夫委員長や慶應義塾大学の小林良彰教授へのインタビューを行っている。
 小林教授によると「共産党の支持率は、10代、20代は1%以下、30代でもわずか2.3%で、共産党に良い感情を持っていない層が多い40代、50代(4%)よりもはるかに支持率が低いんです。」ということになる。(一番多いのが70代の6%)

 最近、今年の春か去年の暮か忘れたが、共産党の批判をした党員を(二人ほどだったか)志位和夫委員長は即決で除名している。この批判者は、先の統計結果に危機感を持ったのかもしれない。

 志位委員長にすれば、民主的な党大会や代議員大会で決定したことを、今更何だということだろう。
 しかし、彼が忘れたのか、立場上振りをしているのか知らないが、党大会や代議員大会に出席できるのは、すべて志位委員長の意をくんだ幹部たちが決めたことなのである。この方式を「民主集中制」と言っているが、むろん中国も、かってのソ連もそうだったので、正確には民主を装う独裁というべきだし、実際、政治に関心のない青年層でさえ知っていることである。彼らもクラス会でなんだかんだと議論させられてきたわけで、共産党にはその気配もないことは本能的に分かるのだと思う。その体制が露呈したのが、批判者を即決除名した志位本人である。

 自民党や立憲民主党(旧社会党)でもごたごたした権力闘争がみえるのだが、共産党と創価学会公明党には見えない。どちらも教祖に随う宗教政党であって、共産党の場合はマルクス・レーニン・スターリン・宮本顕治(ソ連共産党日本支部長)・不破哲三の後を継いでめでたく共産党首・委員長になった。
 元々、宮本顕治側近であり、彼の息子の家庭教師を務めていたわけで。

 ウィキによれば、実父と実母も教員であり、日本共産党員だった。
 しかし、祖父は陸軍中将で戦死したが、彼の息子で志位和夫の父の志位正二は関東軍参謀で終戦を迎えた後、ソ連のスパイとなっていたが、ソ連のラストロボロフがアメリカに亡命してスパイ網を自白したのを受けて志位正二も警察に自白した。

 第2次大戦・太平洋戦争には多義的な意味・目的があったと思うが、それで戦後転向があり、左翼からは転向者の追及もあった。しかし、志位一家ほど複雑な転向をした者はいないと思う。それでも転向を追及されたとは聞かないので(まあ、全学連過激派は追及したかもしれない)、元々、左翼からの政治的な追及だったことが明白であった。

 で、わざわざウィキを調べて志位委員長の身元調査をするまでもなく、共産党が一種の宗教政党であり、由緒正しい3代目として民主主義とは縁もゆかりもない人物に違いない。創価学会の方も3代目の池田大作会長の動静が久しく聞かれないのだが、大幹部以外は知る必要がないと思っているのであろう。


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