シリーズ第7作となるスパイ・アクション『ミッション:インポッシブル デッドレコニングPART1』を見て来ました。
クリストファー・マッカリー監督になってからの3作の中では最も出来が良く、かつ面白かったです。シリーズ初の前後編となります。
※本編の内容に深く触れる記述はありませんが、ご注意ください※
【物語】
イーサン・ハント(トム・クルーズ)への新たな指令は、ある”鍵”を入手することだった。
その鍵は、”それ”と呼ばれるデバイスの制御に必要であり、すでに鍵をめぐって各国の諜報機関が動き出していた。
かつて共闘した元Mi-6のイルサ(レベッカ・ファーガソン)が鍵を持っているとの情報をもとに、イーサンは中東へ飛ぶ。
…ハリウッドの大規模ストライキの原因のひとつが、脚本化や俳優組合がAIの規制を求めたこととされていますが、奇しくも本作の敵もAIとなりました(まだPART2を見ないと何とも言えませんが)。シリーズ初の、実体のない敵で(”人形使い”に使われているかのような人形はいるけど)、得体の知れない脅威に立ち向かうIMFメンバーの苦戦が見どころです。
とはいえ今まで見たことのあるアクションの集大成のようで、フィアットのカーチェイスは『007/ユア・アイズ・オンリー』から、バイクでの大ジャンプは『007/ゴールデンアイ』、オリエント急行の死闘は『007/ロシアより愛をこめて』からだし(ずっと派手ですが)、AIが敵というのも『攻殻機動隊』にありました(厳密には、”人形使い”はAIではなく生命体という設定)。今までにも増して007色が強めなのは、お馴染みクリス・コーボールドがスペシャル・イフェクツに参加しているからか。
まあ大抵のアクション映画はどこかで見たことのあるものなので、それをトム・クルーズ自らが体を張って再構築していることには、素直に感動します。
本作はキャストもよく、脇に回る人物までもがちゃんと意思があって行動しているのが良いです。『ガーディアンズ』のマンティス(虫)でおなじみのポム・クレメンティエフがいいし、新ヒロインの女スリ=ヘイリー・アトウェルの本性がなかなか掴めないのもサスペンスを盛り上げる要素になっています。
そして懐かしいキトリッジ=ヘンリー・ツァニー!
今まで地道に管理職やってたんだなあと思うと、今回の出番の多さに嬉しくなりました。
★★★★。早くPART2が見たくなりました。
(画像はうちのライブラリより。未開封のがあるのはこのシリーズへの愛情の無さの現われ)
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