説明不要なアドベンチャー大作の第5弾にして最終回となる、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を2つのフォーマットで見て来ました。
007シリーズと同じくらい幼少期から見ていて、格別な思い入れのあるシリーズなので、どうしても点は甘くなりがちなのですが、やはりと言うか予想通りと言うべきか、泣けてしまいました。
今年上半期ベストテン映画の第1位に推したいと思います。
【物語】
1969年。大学教授を退官したインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)のもとを、かつての同僚の娘ヘレナ(フィービー・ウォーラー・ブリッジ)が訪れる。ヘレナの父が研究していた「アンティキティラの機械(ダイヤル)」について尋ねるだめだったが、ロケット学者のシュミット(マッツ・ミケルセン)もダイヤルを追っていた。世界の運命を変えるというダイヤルをめぐり、激しい争奪戦が展開する。
…ハリソン・フォードが生涯をかけて演じてきた役の、その集大成です。007シリーズのように代替わりすることなく、ひとりで40年に渡って演じてきた、その重みと味は、他の映画シリーズにはないもの。
前作『クリスタル・スカルの王国』以上に、主人公を取り巻く環境は激変し、時代に取り残されつつある寂しさがひとしおなのに、マクガフィン(今回の遺物=アンティキティラの機械)を前にして、がぜん息を吹き返すインディ・ジョーンズに心から拍手を送りました。
シリーズ初の、スピルバーグではない監督(ジェームズ・マンゴールド)は良い仕事をしていたと思います。アクションのキレも良く、ドラマとのバランスも適切でした。
元ナチの科学者という悪玉役がハマリすぎるマッツ・ミケルセンも、ただのスクリーム・ヒロインではない(ひとクセもふたクセもある)フィービー・ウォーラー・ブリッジもいい。そして懐かしい顔ぶれも…。
でもこれは、老境の域に達したハリソン・フォードを見るための映画です。
これまでにも、常識を超えた現象に敬意を払ってきたインディが、生涯をかけて研究してきたものに出会えた喜びで今まで以上に感極まる姿に、胸が熱くなりました。
そしてあのラスト!★★★★★。
…今回はTOHOシネマズ新宿のIMAXレーザー版と、TCX/Dolby Atomos版の2回で鑑賞。映像的迫力で見るならIMAX、精細な映像と音響の細やかさを味わうならDolby Atomos版がオススメです!
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