前から気になっていたマカロニ製パチモン「スター・ウォーズ」映画、『スタークラッシュ』をAmazon Prime Videoで見ました。このラインナップに入っているのを見つけたときは仰天しました。
1978年のイタリア=アメリカ合作映画。ビスタサイズです。
初期のドルビー・ステレオ作品です。
【物語】
腕のいい宇宙パイロットだが、指名手配中のステラ・スター(キャロライン・マンロー)は、宇宙警察に捕まるも、消息を絶った皇帝(クリストファー・プラマー)の息子を救出することと引き換えに釈放される。誘拐犯は、悪の伯爵(ジョーー・スピネル)であった。
ロボット・エルとともに伯爵を追跡するステラだが、敵の罠にはまってしまう。
…和製「スター・ウォーズ」映画の『宇宙からのメッセージ』や『惑星大戦争』が『ベン・ハー』級の超大作に見えてしまうほど、これは酷い映画でした(笑)。
米国公開時の配給がロジャー・コーマン率いるニュー・ワールドだったという点で作品のクォリティが想像できましたが、ここまでとは…。
稚拙すぎる特撮にセンスのないデザイン、酷い脚本…ダース・ベイダーそっくりのキャラクターに、”フォース”を使う登場人物、ライトセーバーまで登場させるパクリっぷりです。
そのクセ、名優クリストファー・プラマーや、若き日のデヴィッド・ハッセルホフが出てきて中途半端に豪華。登場シーンのほとんどが水着というキャロライン・マンローは、いまの映画なら大問題です。
極めつけは、音楽がジョン・バリーという点。
重厚さを抑えた軽妙なメロディが頭に残ります(残る要素は音楽くらいしかない)。
この時期のジョン・バリーは『007/ムーンレイカー』に『ブラックホール』に…と、超大作ばかりなのに、なぜこんな仕事を引き受けたのか。良く分かりません。
でもこういうポンコツ映画、嫌いじゃないんだよなあ。困ったことに…。
★★★。
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