ソン・ガンホとイ・ビョンホン共演という豪華なパニック映画『非常宣言』を見て来ました。
1990〜2000年代にかけてハリウッドで作られた航空パニックものの映画、『エグゼクティブ・デシジョン』や『エアフォース・ワン』、『タービュランス』などを彷彿とさせ、大いに楽しめました。往年の『エアポート』シリーズも思い起こさせてくれます(パトローニは不在ですが)。
【物語】
インチョン空港発ホノルル行きの航空機でバイオテロが発生。未知のウイルスを持ち込んだ犯人によって、乗客が次々と感染していく。
地上では、犯行予告動画から犯人の素性を突き止めたク・イノ刑事(ソン・ガンホ)が必死に手掛かりを追う。彼の妻もその機に搭乗していたのだった。
一方、乗客の中には、過去の事故がトラウマとなり、引退していた元パイロットのジェヒョク(イ・ビョンホン)がいた。感染した操縦士にかわり、操縦席に座ることになった彼だったが…。
…2時間20分にわたって緊張感が持続する、高い演出力を見ました。
次々に降りかかるトラブルと悲劇、主人公たちの思惑とは反対に動き出す政治、冷たい諸外国(日米に着陸を拒否される)など、大盛りに盛り込みながらも破綻せずに突き進むエネルギーは大したものです。
韓国の2大スターが共演していますが、片方は地上に、片方は機内という設定なので、双方が交わらないのはちょっと残念でした。それぞれのキャラクターは面白いので、サスペンスの盛り上げにひと役買っています。
今の邦画界では真似できないパニック大作。
こういう映画がコンスタントに作られる韓国映画界が羨ましい。
★★★★。
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