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2022年09月02日19:44

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カオスな新幹線アクション・コメディ 『ブレット・トレイン』

伊坂幸太郎の「マリアビートル」をアメリカで映画化した『ブレット・トレイン』を見て来ました。

監督にデビッド・リーチ、製作にアントン・フークアとくれば、もう期待しかありません。
そして期待通りカオスで面白い映画でした。

【物語】
日本。
休業から復帰したばかりの殺し屋”レディバグ”(ブラッド・ピット)は、「東京発京都行きの新幹線に乗り込み、ある乗客のブリーフケースを奪って途中下車する」という簡単な仕事を引き受ける。ケースを奪って品川で降りようとしたレディバグは、別の殺し屋”ウルフ”と鉢合わせとなり、車内でウルフを殺してしまう。一方、別の殺し屋コンビ”ミカン”(アーロン・テイラー・ジョンソン)と”レモン”(ブライアン・タイリー・ヘイリー)も別の仕事で同じ新幹線に乗っており、ケースをめぐる争奪戦は激しさを増していく。

…意図的に歪曲した日本描写がカラフルで楽しい上に、あだ名で呼び合う殺し屋たちの車内バトルが激しく展開し、あっという間に上映時間の126分が過ぎ去ります。

見た目はくたびれているのに機敏な動きを見せる主人公=ブラッド・ピットの、トボけた殺し屋ぶりも可笑しい。次々と襲ってくる殺し屋たちも変な奴ばかりです(「きかんしゃトーマス」に哲学を見出す男とか)。

真田広之、マイケル・シャノンという強面を脇に配したキャスティングも良かった。
意外なカメオ出演もあり、笑わせてれくます。

映画化作品が成功したイメージのあまりない伊坂幸太郎原作の、これは数少ない成功作であるような気がします。日本的な湿っぽさを排除して、アクションに特化した映画なので原作ファンからは厳しい評価もありそうですが、そこは映画は映画ということで。

★★★★。
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