フイルムがほとんど現存していない独立プロ”今井映画”の作品、『怪奇 江戸川乱山』がYOUTUBEにUPされ、つい見てしまいました。
戦前、わずかな期間だけ存在した独立プロ「今井映画」。その実態はよく分かっていないようです。
この映画、失われた戦前映画の研究者・高槻真樹の著書「映画探偵」によれば、2015年に衛星劇場で突然放映された、とあります。当然ソフト化はされていません。
1937(昭和12)年の作品。配給は東宝で、おなじみの東宝マークが出ます。
冒頭、「国民精神総動員」という文字とともに日の丸が映し出されます。
【物語】
江戸時代。画家の江戸川乱山(羅門光三郎)は、何者かに殺されるが、妖術師の手によって生ける死体となる。乱山は自分を殺した者への復讐を果たしていく。
…当然、「ゾンビ」という言葉は出て来ませんが、まごうことなくゾンビ映画です。
しかも時代劇。ジャンルとしてはホラー映画です。
妖術師が骸骨を女のもとに出現させるなどの特撮もあり、62分という短さながら見どころもたっぷりです。
★★★。こういう失われた映画をもっと見てみたい!
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