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2021年08月20日19:04

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鈴木亮平に千葉真一のDNAを見た 『孤狼の血 LEVEL2』

第2作となる東映ヤクザ映画『孤狼の血 LEVEL2』を見て来ました。『孤狼の血』の続編です。

【物語】
前作で大上刑事が死んで3年後。
先代を失った五十子会と、組長が服役中の尾谷組は、日岡刑事(松坂桃李)の工作により手打ちを果たしていた。そこへ、五十子組会長の腹心だった上林(鈴木亮平)が出所してくる。服役時代に恨みがあった看守の家族を惨殺した上林は、広島仁成会の会長や五十子組の2代目会長をも殺し、抗争は激化の一途を辿る。
県警本部に出向した日岡は、定年間近の老刑事・瀬島(中村梅雀)とコンビを組まされ、上林の身辺を洗うが…。

…前作が役所広司と松坂桃李の世代の違う2人の刑事の親子関係のような物語だったのに対し、今回は松坂桃李対鈴木亮平という、似た世代が火花を散らす、熾烈な生き残り合戦となっております。前作とは構図が変わり、先も読めず、物語はスリリングに展開します。
(といっても基本路線は東映のお家芸・70年代以降の伝統的ヤクザ映画です)

狂犬のようなヤクザを演じた鈴木亮平が(ヴィジュアルともども)凄まじく、その姿には、先日亡くなった千葉真一=大友勝利の姿が重なって見えました。

俳優はみんな良いのですが、中でも、日岡のスパイとなるチンピラ役の村上虹郎、元公安の老刑事=中村梅雀、そして警察幹部(管理官)役の滝藤賢一がいい。滝藤賢一は、組織のクズな幹部をやらせたら最高です。

子は親に似るというか、結局は日岡=松坂桃李も、大上=役所広司と同じ運命をたどってゆく中で、最後の最後で異なる道を選択するのが良いです。

まだまだ続編が作られそう。
東映は、『探偵はBarにいる』とならぶ新たなシリーズとしてこの路線を続けて欲しいです。★★★。
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