ライアン・レイノルズ主演のSFコメディ『フリー・ガイ』を見て来ました。
コロナ禍で公開が延期されていた映画で、今は亡き20世紀FOX”20世紀スタジオ”の作品です。
【物語】
平凡な銀行員のガイ(ライアン・レイノルズ)が暮らすフリー・シティでは、強盗やカーチェイスが日常茶飯事だったが、住民たちは気にしていなかった。ある日、凶悪犯が身に着けいていたサングラスをたまたまかけたガイは、不思議なアイテムや能力を手に入れる。街はオンライン・ゲームの世界そのものであり、ガイはゲームのモブキャラだったのだ。
…監督のショーン・レヴィは『ピンクパンサー』『ナイト・ミュージアム』のイメージが強い人ですが、実はロボットSF『リアル・スティール』もあるし、ハードSF『メッセージ』の製作もしています。SFに強いコメディ監督です(『ミクロの決死圏』リメイクの話もありましたが…)。
架空の世界の登場人物が自我に目覚めて…という物語には『主人公は僕だった』などの佳作もありました。心を持たないはずのプログラムが魂を持つというのもSFの古典的発想ながら、オンラインゲームの世界を舞台にし、うまく現代風にアレンジしているのに感心しました。
『デッドプール』とは対照的なさわやか主人公を演じるライアン・レイノルズの軽さが適度で丁度よい。変人のゲーム会社社長で敵役のタイカ・ワイティティは、この日もうひとつの別の映画で見ることになります。
散りばめられたゲーム・映画ネタを探すのも楽しいです。
世相が鬱屈としている中、さわやかなアメリカ映画は、清涼剤のようです。★★★。
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