昨年、若くして亡くなったチャドウィック・ボーズマン主演のクライム・アクション『21ブリッジ』を見て来ました。
マンハッタンが舞台だし、100%アメリカ映画なのかと思いきや、中国資本が入っていました。最近多いなあ。
【物語】
マンハッタンのワイナリーで強盗事件が発生。冷蔵庫に隠してあった大量のコカインが奪われ、警官が射殺された。刑事のアンドレー(チャドウィック・ボーズマン)も現場に急行するが、不自然な点に気が付く。
やがて犯人を囲い込むため、マンハッタン島につながる全ての交通網が遮断される。アンドレーは着実に犯人を追い詰めていくが…。
…2000年代に良くあった、刑事が主人公のクライム・アクションかと思って見ていると、犯人すら知らなかった真相が浮き彫りになる構造で、予想以上に楽しめました。もっともその真相は重いもので、爽快さとは無縁です。
終始冷静な刑事役のチャドウィック・ボーズマンは、これが遺作ではありませんが撮影中はガンに侵されていた訳で、ただならぬ気迫のようなものを感じる場面もありました。
かのロバート・ライアンが死の間際に撮った『ダラスの熱い日』を思い出しました。
演技に力が無いようなシーンもありましたが、命を削って演技をしているのが滲み出ていたものです。今回の映画のチャドウィック・ボーズマンも同様です。
★★★。
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