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2020年12月27日10:06

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眞子様のご結婚強行は皇室への信頼を損なう7

 最終回。

●圭氏の父、祖父、祖母三人の連続自殺の原因は何か

 眞子様が小室圭氏とご結婚される場合、小室家は秋篠宮家を始めとする皇族方と親族関係に入ることになる。ここで、この点の問題について書く。
 小室圭氏の父・敏勝氏は、横浜市役所の職員だった。38歳の若さで自殺した。その時、圭氏は10歳だった。その約1週間後、父方の祖父が後を追うように自殺した。次いでその約1年後に祖母も自殺した。
 小室家の金銭トラブルは、約400万円の問題である。私は、そのこと以上に、一家で三人が次々に自殺している事実は、大きな問題だと考える。この問題に関しては詳しいことが分かっていなかったが、新たな証言が出て来ている。その証言を伝える女性セブン2021年1月7・14日号の記事や皇室ジャーナリストらの発言をもとに、三人の自殺について考察したい。
 小室圭氏の父・敏勝氏は、平成14年(2002年)3月5日の未明、自宅を出て行ったきり、戻ってこなかった。パジャマ姿にスリッパを履いていた。知人の協力を得て自宅周辺をいくら捜しても見つからなかった。家を出て24時間以上が経った。親族は警察に連絡した方がいいのではないかと佳代氏に話したが、「そんな連絡したら、いろいろ表沙汰になって圭が心配するから、しない」と言葉を返された。
 女性セブンの記事は、次のように書いている。
 「重苦しい空気を意外な形で切り裂いたのは佳代さんだ。突然、仁王立ちになって大声で義父に向かって怒鳴り散らし始めたのだ。
 『小室は自殺している! それは全部あなたたちのせいだ!』
 反論せず、じっと床を見つめて耐えている祖父の頭上に、更なる怒鳴り声が突き刺さる。
 『あなたたちの愛情が足りないから彼は自殺したんだ!!』
 小さな祖父の背中は、佳代さんの大声に反応する機械のように、罵声を浴びるたび、どんどん丸く小さくなる。その怒号がやんだのは、見かねた親族が割って入ってからだった」
 翌日、立川警察署から電話が入った。多摩川の河川敷で自殺していたのが見つかったという。焼身自殺説と縊死説がある。親族は、無理を通してでも警察に電話をしていたら、敏勝氏は助かったかもしれない、と今でも悔やんでいるという。
 敏勝氏には、住居の借金の返済が重圧となっていた。また、小室家の関係者によれば、当時敏勝氏は勤務先の部署異動によって希望の仕事ができず、上司との折り合いもつかないことに悩んでいた。さらに妻の佳代氏と敏勝氏の母親の嫁姑問題にも、敏勝氏は困り果てていたという。
 見るからにやつれた様子の敏勝氏を見て、周囲は佳代氏に心療内科に通わせることを勧めた。だが、佳代氏は「病院に行かないのは本人の勝手だから」と言い、平成14年(2002年)の正月には、夫を一人自宅に残し、息子の圭氏を連れて実家に帰った。さらに知人に電話をし、「夫の食事、なんとかしてもらえます?」と、世話を頼んだという。
 この時、神経が衰弱している敏勝氏を置いて2人が向かったのは、X氏の元だった。X氏は敏勝氏の幼なじみだった。佳代氏は、敏勝氏と結婚し圭氏を生んだ後に、X氏と出会った。その時から二人は互いに「運命の人」と呼び合っていた。佳代氏は、圭氏にX氏を「湘南のパパ」と呼ばせていた。X氏と小室母子は3人でよくドライブに出かけていた。敏勝氏を家に残して出かけた時も、3人で新春ドライブを楽しんでいたという。夫のある身の女性の行動としては、誠に不道徳である。人道的にも問題がある。
 しかも、佳代氏は、その時点で夫が死ぬことを予期していたか、望んでさえいたかと見られる。前出の小室家の関係者は、「佳代さんは“小室が死んだらとてもひとりじゃ生きていけないから、そしたら私は運命の人と結婚するの”と話していたほどでした」と語っている。
 私は、敏勝氏の自殺の原因の一つに、妻である佳代氏との関係があると思わざるを得ない。心の病を患う男性が、最愛の妻から冷たくされ、見放されたら、絶望的な心境になるだろう。しかも、その妻は自分の親友と恋仲になっている。私はそれこそ最大の原因ではないかと思う。敏勝氏を自殺に追いやったのは、佳代氏ではないのか。
 敏勝氏の自殺後すぐ、佳代氏は、夫の自殺を想起させるX氏との縁を切った。そして、間もなく彫金師をしている別の男性Y氏との交際を始めた。その男性とも長くは続かず、次に付き合うようになったのが、元婚約者だった。夫の自殺からわずか5年間ほどの間の男性遍歴である。そして、その婚約者とは婚約解消となり、約440万円を巡る金銭の返却を求められ、それに応じようとしない。
 話を敏勝氏の自殺の時に戻す。佳代氏は祖父母に対し、「あなたたちの愛情が足りないから彼は自殺したんだ!!」と言い放ったという。愛情が足りないのは、佳代氏である。だが、妻である自分の責任は棚に上げて、夫の父母を責め立てる。佳代氏に面罵されて小さくなっていた祖父は、息子の自殺の約1週間後、後を追うように、首を吊って自殺した。祖父の自殺の原因に、佳代氏との関係があることが推測される。
 祖父の自殺の約1年後に、祖母も自殺した。週刊誌等の報道は、祖母の自殺の原因については伝えていないが、私は、息子と夫が連続自殺した後、精神的に辛くなり、死を選んだものと推測する。これら夫、義父、義母の三人を死に追いやったのは、佳代氏の性格と言動だろうという疑いを、私は強く抱いている。
 父・敏勝氏の自殺後、祖父・善吉氏も自殺すると、小室家の親族の間で、遺産相続の問題が起こった。祖母は、相続権者の一人だった。この時、小室佳代氏は、遺産相続の話し合いに、代理人を立てた。代理人となった人物は、元暴力団員だった。薬物と女性への暴行で約10年間刑務所に入っていたと自ら語っている。その後、足を洗って喫茶店のマスターをしているという。この人物によると、佳代氏は「亡くなった善吉さんの遺産があり、圭くんの相続分があるはずなのに、小室家とは連絡が取れないし、弁護士を雇うお金もない。ついては自分たちの代理⼈として話し合いをしてほしい」と頼んできた。自ら背中に刺青の入っていると語るような人物に遺産相続の話し合いを頼むのは、脅しをかけてカネを取ることを期待してのことだろう。
 圭氏の父の自殺、祖父の自殺に続いて自殺した祖母にとっては、この遺産相続の問題が大きな心労となったのではないか。もともと祖母と佳代氏の間では、嫁姑問題が深刻だったらしい。敏勝氏は明治大学理工学部建築学科を卒業し、役所では建築関係の仕事をしていた。ある親族の関係者によると、敏勝氏はマイホームを建てることを夢としていた。その夢のマイホームを建てようとしていた時、敏勝氏の両親つまり圭氏の祖父母がいろいろと支援した。すると、それに乗じて佳代氏が家具とか内装にお金を掛けようとして予算が大幅にオーバーした。それで嫁姑が大げんかをし、間に入った敏勝氏がほとほと困っていたという。こうしたことも敏勝氏の自殺の要因の一つになったことだろう。また険悪な嫁姑関係ゆえ、遺産相続を巡る争いは激しいものとなり、姑である祖母が耐えられずに自殺するという結果になったのではないか。
 小室母子は、上記のような家族の事情について一切、公に説明していない。(註5)


(5) 評論家・八幡和郎氏は、秋篠宮眞子内親王殿下のご結婚問題について書いている数少ない有識者。アゴラの2020.12.26付に「小室家三人連続自殺の事情を宮内庁は聞くべきだ」と題した記事を掲載した。一部を抜粋して紹介する。
 「祖父が自殺したとき、佳代さんは残された祖母と厳しい交渉をして多額の遺産を手に入れている。そのときに仲介した人物は、『“夫の実家に連絡しても相手にしてもらえない”と涙を流し、私に遺産交渉の代理人になってほしいと頼みました。私は昔、暴力団に関係していたこともあり、そうした経歴が利用できると思って、近づいてきたんでしょう』『敏勝さんが購入したマンションに佳代さんの両親が住んでいたので、“住む家がない”というのは嘘だった』(女性セブン2019年3月21日号)と証言している
 別に母子の置かれている状況はそんな厳しいものでなかった。マンションのローンには生命保険がリンクしていてマンションは自分のものになったようだし、父親の遺族年金などが年に250万円ほどあったはずだ(『週刊文春』推定)。これに佳代さんがそこそこ働けば、そこそこの生活や進学は可能だったはずだ。
 ところが、圭氏の受けた教育は、大企業のエリートサラリーマンなどでも払えない大富豪並みで、『週刊文春』は圭氏の教育費を4719万6850円と見積もっている。また、その使い方は場当たり的で目標がころころかわり、効率が悪いことこのうえない」

●小室佳代氏が皇族の親族になるのを防ぐべき

 世に「鬼嫁」という言葉がある。私は、小室佳代氏にはこの言葉が似つかわしいと思う。凡人であれば、誰の心にも、鬼が棲んでいる。人間の悪性である。それが大きなものか、小さなものかの違いはあろうが、鬼や悪魔にたとえられるような部分が、人間にはある。心の中の善性と悪性の矛盾や葛藤を抱えながら、少しでも清く正しく生きようと努めているのが、大多数の人間だろう。だが、ごく一部に悪性が圧倒的に勝っている人間がいる。私は、小室佳代氏はそのような資質の人間ではないかと疑う。
 人間の悪性は、欲望が大きくなるとともに、より強くなる。金銭や地位、権力への欲望が大きくなると、悪性がより強く膨らむのが、人間の心理的な傾向である。そして、佳代氏は、息子が皇族女子と交際をはじめるという思わぬことをきっかけに、心の中の悪性が異常に強大化したのではないかと推測する。
 息子の小室圭氏が母親の性格や言動を改めさせようと努力しているとは、私には、全く思えない。小室圭氏と佳代氏の母子は、二人で一体である。表の顔が、一見好青年風の息子・圭氏。裏の顔が、悪辣強欲の母親・佳代氏。圭氏の人格は母親の人格と分離しておらず、深く融合している。圭氏は、母親の考えや行いを批判する道徳的な能力を欠き、母親の企みを実現するように、自らの意思で行動しているように見える。
 仮に眞子様が小室圭氏とご結婚された場合、小室佳代氏は、眞子様の義母となる。同居するか別居するかに関わらず、義母との関係は眞子様にとって大きな問題となるだろう。佳代氏は「鬼嫁」から「鬼の姑」に変化(へんげ)し、この姑との間のストレスが眞子様の大きな悩みとなるに違いない。
 また、ご結婚によって、小室佳代氏は皇族のご親族になる。天皇陛下にとっても、ご親族になる。他の皇族方にとっても、ご親族になる。ご親族には、多くの宮中行事に出席する機会ができる。そこで、天皇陛下をはじめとする皇族方と接触する場面が生じるだろう。皇族方の多くは、迷惑されるだろう。また、国民の多くは、小室佳代氏を皇族のご親族として受け入れることはできないだろう。
 普通、もし自分の親族の一人が皇族と結婚するという話が起これば、親族にとって大変名誉なことであり、喜びに包まれるだろう。だが、小室母子の親族からは、「圭氏とのご結婚はおやめになった方がよい」「破談になさった方がよい」という切実な声が上がっているという。親族でさえ、そのように考える結婚を、国民の多くが祝福できないのは当然である。それでもご結婚を強行されるとすれば、眞子様個人だけでなく、秋篠宮家への信頼、さらに皇室そのものへの信頼を損なうことになる。
 日本人は古来、病気や災難、不幸や禍の原因は穢れにあると考え、穢れを清めることを心がけてきた。今日、穢れと清めの観念は、人権の保護や社会的な差別の撤廃を求める考え方から否定される傾向がある。しかし、皇室で行われる神事をはじめ、神道の伝統的な儀式の多くは、象徴的に穢れを清める行いとなっている。皇室こそ清明正直という日本人の理想を具現したものと期待されている。そうした観点から見て、眞子様の小室圭氏とのご結婚、秋篠宮家と小室家の縁組は、皇室に穢れを入れるものとなる、と私は恐れを感じている。

●圭氏には、新たに中高時代にイジメ疑惑

 小室圭氏には、新たにイジメ疑惑が上がっている。週刊文春 2020年12月31日・2021年1月7日号が次のように伝えた。

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衝撃証言「私は小室圭さんのイジメで高校を退学し、引きこもりになりました」

 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との結婚問題の行方が注目されている小室圭さん(29)。中学・高校の同級生の女子生徒が小室さんらによるイジメを苦に、高校を中退していたことが「週刊文春」の取材で分かった。
 小室さんが通っていたのはカナディアン・インターナショナルスクール(東京都品川区、以下CIS)。1999年開校の私立校で、幼稚園から高校まで一貫教育が受けられる。
 同校での小室さんの様子をCIS関係者が明かす。
 「小室さんは中学・高校時代、他の男子生徒とともに、同級生の女子生徒に対して陰湿なイジメを行っていました。そのイジメを苦にした女子生徒は、高校1年生の終わりに退学に追い込まれたんです」
 当時、日本人の男子生徒が5人で仲良しグループを作っており、その中心人物がAさんと小室さんの2人だったという。
 「2人は自宅が近くだったこともあり、いつでも一緒でした。Aさんはスポーツが得意でクラスのボス的存在。小室さんはいつも傍らにいる補佐役という関係でした」(同前)
 同級生に、内藤悠さん(仮名)という女子生徒がいた。Aさんや小室さんは、中学1年生から彼女に嫌がらせをするようになり、陰湿なイジメは約4年間にわたったという。耐えきれなくなった内藤さんは、高校1年生での中退に追い込まれた。
 関係者の証言からイジメの全貌を把握した「週刊文春」取材班は、仲良し5人組のメンバーだったBさんとCさんに話を聞いた。Bさんは記者に電話で、こう答えた。
 「事実と違います」
 Cさんは、インターホン越しにこう話した。
 「(イジメについては)事実と異なるということだけははっきりさせておきます。これ以上のお答えは差し控えさせていただきます」
 だが取材班が内藤さんのもとを訪れると、当初は戸惑っていたが、徐々に重い口を開いた。
 「小室さんやAさんからのイジメが原因で、学校を退学したことは、紛れもない事実です。わたしは退学した後、2年間ほどひきこもりになりました。家から出るのも怖くなってしまって・・・・・・。私は、小室さんに人生を狂わされたと思っています」
 小室さんとAさんにも、事実関係の確認を求めたが、回答はなかった。
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 同誌の記事は、陰湿なイジメの内容を伝えている。
 母親の元婚約者との間の金銭トラブル、父親・祖父・祖母三人の連続自殺、三人を死に追いやった母親・佳代氏の言動、圭氏の学費・生活費等での借金1億円、それに加えて、同級生の人生を狂わせたイジメ疑惑・・・ 私は、眞子様のご結婚は、必ず破滅に至ると確信する。

●離婚の場合

 眞子様を含む皇族女子の権利の一つとして、離婚に関することを記したい。
 元皇族の女性も、離婚は可能である。皇族の離婚については、皇室典範第14条第3項に、「第1項の者(註 民間から親王や王の妃となり皇室に入った女性)は、離婚したときは、皇族の身分を離れる」と規定されている。
 本項は、民間人から皇族となった女性についての規定だが、この規定から皇族女子も離婚が可能なことが分かる。ただし、もともと皇族女子だった女性の場合は、皇族に戻るという道はない。臣籍降下して一般人となった後は、「皇室用財産」である皇居や宮家に住むことはできない。また、皇族には姓がないため、離婚した場合に戻る旧姓がない。婚姻中の姓を名乗り続けることになる。また、皇室の財産には支出を制限する決まりがあるので、生活が苦しいから実家の親に金銭面で助けてもらうわけにもいかない。
 離婚は、皇族女子にも権利として保障されているが、万が一、それが現実になった場合は、大変厳しい状況となる。眞子様には、そのこともよく理解していただく必要があるだろう。

結びに〜破滅的なご結婚に断固反対する

 私は、眞子内親王殿下と小室圭氏とのご結婚は、眞子様ご自身にとっても、秋篠宮家にとっても、皇室にとっても、破滅的なものになると案じる。最悪の場合、日本国にとって破滅的な結果をもたらすだろう。

1. 眞子様は、苦難の生活に陥り、いばらの道を歩む可能性が高い。
2. 秋篠宮家は、国民の信頼を失う。
3. 皇室は、国民の敬愛を失う。
4. 小室家という異物の侵入によって、皇族方の安寧が損なわれる。
5. 将来の天皇と期待される悠仁親王殿下の養育やご結婚の障害になる。
6. 小室圭氏が天皇の義兄となることを、国民は受け入れない。
7. 将来、小室家の子が女系天皇になれば、小室王朝への交替が起こる。
8. それは即ち、皇統の断絶である。
9. 皇室の終焉は、日本を亡国に至らしめる。

 眞子内親王殿下ご本人とともに、父母である秋篠宮皇嗣殿下、同妃殿下、また天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下に、ご結婚問題について御再考を頂きたく、国民の一人として衷心よりお願い奉る次第である。
 平成18年(2006年)9月6日、悠仁親王殿下が誕生された。殿下は、本年14歳になられた。やがて悠仁様が皇位を継承する時が来るだろう。おそらく20〜30年後のことだろう。今のままではその時、皇族の数は極少なくなっている。仮に皇女制度策を採ったとしても、現在おられる未婚の皇族女子が、みな民間人と結婚されれば、一代限りでお役目を終える。最悪の場合、男系男子の皇族は悠仁親王殿下お一人となる。この方策では、いずれ皇統の安定的な継承は困難になることは、明白である。女性宮家案は、女系天皇を生む可能性が高く、最悪の場合は、眞子様と小室圭氏の子が天皇となり、小室王朝への交替が起って、皇統が断絶する。
 今こそ皇統の男系継承の伝統を堅持しつつ、皇室の繁栄と皇位の安定的継承を可能とする方策が求められている。私は、男系による皇位継承を保持し、かつ皇族の数を確保する最善の方策は、旧皇族の男系男子孫の皇籍復帰と考える。次善の方策は、皇族が旧皇族男系男子孫に限って養子を取ることを許可することである。女性宮家創設については、旧皇族の男系男子孫との婚姻の場合に限るべきである。
 皇統の血筋を引く元皇族男系男子孫が、皇籍復帰、皇族との養子、皇族女子との婚姻などの方策によって、男系男子皇族となる制度を整えば、皇族の人数は増加し、かつ安定的な皇位継承が可能になる。これを旧皇族活用策と呼ぶとすれば、旧皇族活用策以外に、皇室の繁栄と皇位の安定的継承を可能とする根本的な改善策はない。旧皇族の活用を先送りすれば、皇室のご命運は先細りする。だが、いまこの根本的改善策を実施すれば、悠仁親王殿下が皇位を継承される将来、天皇を支える宮家が数家維持されて、皇室の弥栄を確かなものとすることができる。
 皇室の将来に関し、一時的な方策は根本的な改善にならず、問題の先送りは皇室のご命運の先細りである。政府も有識者も国会議員も、そのことを理解して、根本的な改善に取り組んでもらいたい。
 皇室の繁栄と皇位の安定的継承を可能にする方策には、皇室典範の改正が必要となる。皇室典範の改正は、国会が行う。適切な改正を実現するには、真に皇室の弥栄を願う議員が国会の多数を占めるように、国民が選挙で議員を大幅に入れ替える必要がある。戦後民主主義の国家体制において、良かれ悪しかれ、皇室のご命運及び我が国の将来は、われわれ国民一人一人の意思にかかっている。日本精神の復興なくして、皇室の弥栄、わが国の存続・繁栄は保てない。
 われわれ日本国民は、眞子様のご結婚問題をきっかけとして、皇室に関する根本問題の解決に最善を尽くすべきである。それは、日本のためであり、ひいては自分や自分の子孫のためでもある。拙稿が、心ある国民諸氏の参考になれば、幸いである。(了)

************* 著書のご案内 ****************

 『人類を導く日本精神〜新しい文明への飛躍』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/cc682724c63c58d608c99ea4ddca44e0
 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1

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